ブラシン粉剤DL
特長
ブラシンはいもち病防除剤として、予防効果のフサライドと治療効果にすぐれるフェリムゾンの混合剤です。
いもち病だけでなく、ごま葉枯病や変色米などの穂枯れ性病害にも有効な水稲の総合殺菌剤です。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
フェリムゾンを含む農薬の総使用回数 |
フサライドを含む農薬の総使用回数 |
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稲 |
内穎褐変病 |
4kg/10a |
収穫7日前まで |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
3回以内 |
いもち病 |
3~4kg/10a |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使いきること。
本剤は飛散を少なくするように製剤されており、一般の粉剤に比べ、見かけ比重がやや大きく流動性が良いので、散布の際は散粉機の開度を一目盛程度しぼって散布すること。
本剤はいもち病防除を主体とし、その他の病害との同時防除に使用できるが、多発時の内穎褐変病、稲こうじ病、もみ枯細菌病のみの防除には効果が劣ることがあるので注意すること。
たばこ、けいとう及びだいず、あずき、いんげんまめの幼植物には薬害を生じるおそれがあるので、かからないように注意して散布すること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
誤食などのないように注意すること。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗すること。
散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。また粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。