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殺虫剤 農業用

ダイアジノン乳剤40

登録番号

10919

毒性

劇物

消防法

第2石油類

有効年限

5年

成分

ダイアジノン…40.0%

性状

淡赤褐色澄明可乳化油状液体

包装

500㎖×20

1B
SDS

特長

野菜の広範囲の害虫に有効です。

ガス効果、浸透効果が高く、速効的です。

適用と使用方法

2022年5月現在

作物名

適用病害虫名

希釈倍数

使用液量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

ダイアジノンを含む農薬の総使用回数

キャベツ

アオムシ
コナガ
アブラムシ類

1,000倍

100〜300ℓ/10a

収穫30日前まで

2回以内

散布

2回以内

キスジノミハムシ

1,200倍

ブロッコリー
カリフラワー

アオムシ
コナガ
アブラムシ類

1,000倍

2回以内
(粒剤の生育期の処理は1回以内)

キスジノミハムシ

1,200倍

キボシマルトビムシ

700倍

ほうれんそう

アブラムシ類

1,000倍

収穫21日前まで

2回以内
(は種時及びは種前の土壌混和は合計1回以内)

ねぎ
わけぎ

アブラムシ類
ネギコガ

2回以内

アザミウマ類

700〜1,200倍

ネギハモグリバエ

1,000〜2,000倍

タマネギバエ

700倍

あさつき

アブラムシ類
ネギコガ

1,000倍

収穫30日前まで

アザミウマ類

700〜1,200倍

ネギハモグリバエ

1,000〜2,000倍

タマネギバエ

700倍

たまねぎ

アブラムシ類

1,000倍

収穫21日前まで

アザミウマ類

700〜1,200倍

ネギハモグリバエ

1,000〜2,000倍

タマネギバエ

700倍

なす
(露地栽培)

アブラムシ類
テントウムシダマシ

1,000倍

収穫開始3日前まで

3回以内

3回以内
(粒剤の生育期の処理は2回以内)

ハダニ類

1,000〜2,000倍

ばれいしょ

アブラムシ類
テントウムシダマシ

1,000倍

収穫7日前まで

3回以内
(植付前の土壌混和は1回以内)

さやいんげん

アブラムシ類

収穫開始7日前まで

3回以内
(種子粉衣は1回以内、粒剤は2回以内)

ハダニ類

1,000〜2,000倍

さやえんどう
実えんどう

アブラムシ類

1,000倍

収穫開始14日前まで

6回以内
(種子粉衣は1回以内、粒剤は2回以内、乳剤は3回以内)

ハダニ類

1,000〜2,000倍

すいか
メロン

アブラムシ類

1,000倍

収穫14日前まで

4回以内

4回以内
(粒剤の生育期の処理は3回以内)

ハダニ類

1,000〜2,000倍

キボシマルトビムシ

700倍

きゅうり

アブラムシ類

1,000倍

植付時

1回

2回以内

ハダニ類

1,000〜2,000倍

コガネムシ類幼虫

800倍

3ℓ/m²

発生初期

4回以内

4回以内

シバツトガ
スジキリヨトウ

1,000倍

0.3〜1ℓ/m²

シバオサゾウムシ

0.3〜0.5ℓ/m²

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ること。

石灰硫黄合剤との混用はさけること。

ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
②受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけること。
③関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。

蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。

芝の害虫防除に使用する場合、コガネムシ類幼虫には散布液が土壌中に十分しみこむように散布し、シバツトガ、スジキリヨトウには芝表面、地際にまきむらのないように散布すること。

本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色する恐れがあるので、散布液がかからないよう注意すること。

取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。

安全使用上の注意

医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。誤って飲み込んだ場合には、吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。

原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意すること。また散布液も眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

散布等作業の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼すること。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

ハウス内での散布後は、十分に換気し入室すること。

街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。

魚毒性

水産動植物(甲殻類、ドジョウ、ボラ)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。比較的低濃度でも魚が平衡失調等を起こすので、養殖池等周辺での使用は避けること。

使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。