アミスタートレボンSE
登録番号 |
21250 |
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毒性 |
− |
消防法 |
− |
有効年限 |
3年 |
成分 |
エトフェンプロックス…10.0% |
性状 |
類白色水和性粘稠懸濁液体 |
包装 |
1ℓ×12 5ℓ×4 |
特長
一成分でいもち病、紋枯病他に有効なアゾキシストロビンとカメムシ類他に有効なエトフェンプロックスの混合剤はこれらの同時防除剤として最適です。
特に、穂揃期の散布で穂いもちおよびカメムシ類などの防除のみならず、紋枯病の上位進展を強力に抑制します。
WCS(稲発酵粗飼料)用稲にも使用できます。
適用と使用方法
2023年6月7日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
エトフェンプロックスを含む農薬の総使用回数 |
アゾキシストロビンを含む農薬の総使用回数 |
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稲 |
いもち病 |
1,000倍 |
60~150ℓ/10a |
収穫14日前まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
4回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では3回以内) |
300倍 |
25ℓ/10a |
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30倍 |
3ℓ/10a |
空中散布 |
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8倍 |
800mℓ/10a |
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無人航空機による散布 |
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だいず |
紫斑病 |
1,000倍 |
100~400ℓ/10a |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
2回以内 |
|
8倍 |
800mℓ/10a |
収穫21日前まで |
無人航空機による散布 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
使用前に容器をよく振ってから本剤を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布すること。
散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節すること。
本剤を空中散布及び無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
①散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
②少量散布の場合は微量散布装置の散布器具以外は使用しないこと。
③散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
④散布中、薬液が漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
⑤散布薬液の飛散により他の動植物および自動車やカラートタンの塗装等に被害を与えないよう散布区域内の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意すること。
⑥水源池、飲料水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
⑦散布終了後は次の事項を守ること。
(a)使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄すること。
(b)使用残りの薬液は必ず安全な場所に責任者を決めて保管すること。
(c)機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置(パンクルスプレーヤなど)を使用すること。
りんごの一部品種(あかね、旭、ガラ、きざし、モーリーズデリシャス、ラリタン等)では、葉にネクロシス(褐変)や落葉、また果実にはさび果や落果を伴う品種特有の激しい薬害が生じるので飛散(ドリフト)等により散布液がかからないよう十分注意すること。また、本剤を使用した散布器具及び希釈液タンクを用いて、りんごのこれら品種には散布しないこと。
蚕に対して長期間毒性があるので、近くに桑園がある場合には絶対に桑葉にかからないようにすること。
ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合は使用しないこと。
②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
本剤の使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
誤飲などのないよう注意すること。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせること。
本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けること。
本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗すること。
散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。
魚毒性
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。
水産動植物(甲殻類、冷水魚)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。養殖池等周辺での使用はさけること。なお、比較的低濃度でも魚が平衡失調を起こすおそれがあるので、十分注意すること。
空中散布及び無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意すること。
散布後は河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意すること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。