レブラスギア1キロ粒剤
特長
ノビエの他、難防除雑草(オモダカ、ホタルイ、シズイなど)に高い効果を発揮する中後期除草剤です。
シズイなどの地下茎(塊茎)産生抑制効果があり、翌年の密度低減が期待できます。
移植水稲の場合、北海道では「移植20日以降~ノビエ4葉期」でのご使用をお願いいたします。(北海道指導参考事項)
適用と使用方法
2024年12月25日現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
シクロピリモレートを含む農薬の総使用回数 |
テフリルトリオンを含む農薬の総使用回数 |
メタゾスルフロンを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
一年生雑草及び多年生広葉雑草 |
移植後14日~ノビエ4葉期 |
1kg/10a |
1回 |
湛水散布 |
2回以内 |
2回以内 |
2回以内 |
直播水稲 |
一年生雑草 |
稲1葉期~ノビエ4葉期 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使いきること。
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ4葉期までに時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布すること。ホタルイは花茎20cmまで、ヘラオモダカは4葉期まで、ウリカワは6葉期まで、ミズガヤツリは草丈20cmまで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは再生期まで、オモダカは矢じり葉4葉期まで、クログワイ、コウキヤガラは草丈50cmまで、シズイは草丈30cmまで、また、イボクサ(一年生雑草)は茎長5cmまで、クサネム(一年生雑草)は草丈5cmまで、ミズアオイ(一年生雑草)は舟形3葉期までが本剤の散布適期である。
移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布すること。
浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま田面に均一に散布し、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。
梅雨期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用をさけること。
下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
①砂質土壌の水田及び漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
②軟弱な苗を移植した水田
③極端な浅植の水田及び植付け不良で根が田面に露出している水田
直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の1葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけること。
本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分注意すること。
本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないこと。
いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないこと。
本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
①散布は散布機種の散布基準に従って実施すること。
②散布機種に適合した散布装置を使用すること。
③粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整すること。
④散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布すること。
⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して強い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。
散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意すること。
散布後は水管理に注意すること。
散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器(空袋)等は、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。