ケンジャフロアブル
特長
病原菌生活環の多くのステージに作用します。特に感染前(胞子発芽~付着器形成期)に高い防除効果を発揮します。
有効成分が速やかに葉表→葉裏(葉裏→葉表)へ浸達することで、安定した防除効果を発揮します。
胞子形成を強く阻害し、胞子飛散による病害の拡大を防ぐことで、次世代の菌密度を効率的に抑えます。
訪花昆虫や天敵に影響がほとんどなく、IPM(総合的病害虫管理)に適合した薬剤です。
適用と使用方法
2024年10月30日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
イソフェタミドを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
かんきつ |
灰色かび病 |
1,500〜3,000倍 |
200~700ℓ/10a |
収穫7日前まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
黒点病 |
1,500倍 |
||||||
もも |
灰星病 |
2,000倍 |
収穫前日まで |
||||
うめ |
黒星病 |
||||||
ぶどう |
黒とう病 |
1,500倍 |
収穫7日前まで |
||||
かき |
うどんこ病 |
2,000倍 |
収穫14日前まで |
||||
豆類 |
菌核病 |
1,500~3,000倍 |
100~300ℓ/10a |
2回以内 |
2回以内 |
||
いんげんまめ |
|
||||||
炭疽病 |
1,500倍 |
||||||
さやえんどう |
灰色かび病 |
収穫前日まで |
|||||
きゅうり |
菌核病 |
1,000~1,500倍 |
4回以内 |
4回以内 |
|||
褐斑病 |
1,500倍 |
||||||
すいか |
つる枯病 |
3回以内 |
3回以内 |
||||
トマト |
葉かび病 |
||||||
なす |
菌核病 |
||||||
たまねぎ |
灰色かび病 |
1,000~3,000倍 |
収穫3日前まで |
4回以内 |
4回以内 |
||
小菌核病 |
1,000~1,500倍 |
||||||
ねぎ |
黒腐菌核病 |
1,000~2,000倍 |
収穫14日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
||
キャベツ |
菌核病 |
1,500倍 |
収穫前日まで |
3回以内 |
3回以内 |
||
はくさい |
菌核病 |
||||||
はなやさい類 |
黒すす病 |
||||||
レタス |
菌核病 |
||||||
いちご |
灰色かび病 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用直前に、容器をよく振ること。
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
出来るだけ発病前又は発病初期に散布すること。
使用液量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節すること。
ぶどうに使用する場合、果粒大豆粒大期から袋かけ前までの散布は、果粉の溶脱および果実に汚れを生じるおそれがあるので、十分に注意すること。
なすに使用する場合、果実に汚れを生じるおそれがあるので、十分に注意すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
通常の使用方法ではその該当がない。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。