サンリット水和剤
特長
シメコナゾールは浸透移行性に優れ、予防効果・治療効果を有します。
スペクトラムが広く、リンゴモニリア病にも有効で、上方移行性にも優れています。
適用と使用方法
2022年7月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
シメコナゾールを含む農薬の総使用回数 |
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りんご |
褐斑病 |
2,000~4,000倍 |
200~700ℓ/10a |
収穫7日前まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
なし |
黒星病 |
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赤星病 |
4,000倍 |
||||||
ネクタリン |
灰星病 |
2,000~4,000倍 |
|||||
もも |
収穫前日まで | ||||||
小粒核果類 |
2,000倍 |
||||||
おうとう |
2,000~4,000倍 |
||||||
幼果菌核病 |
2,000倍 |
||||||
いちご |
炭疽病 |
100~300ℓ/10a |
|||||
うどんこ病 |
2,000~4,000倍 |
||||||
だいず |
紫斑病 |
1,000~2,000倍 |
収穫14日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
||
しょうが |
白星病 |
1,000倍 |
収穫7日前まで |
5回以内 |
5回以内 |
||
24倍 |
3.2ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
|||||
しそ |
さび病 |
5,000倍 |
100~300ℓ/10a |
収穫前日まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
茶 |
炭疽病 |
2,000~4,000倍 |
200~400ℓ/10a |
摘採7日前まで |
1回 |
1回 |
|
さくら |
幼果菌核病 |
2,000倍 |
200~700ℓ/10a |
展葉始期~展葉期 |
3回以内 |
3回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
水溶性パック入りの製剤を使用する場合には、次の事項に注意すること。
①濡れた手でパックに触らないこと。
②外袋の開封後は一度に使い切ることが望ましい。やむを得ず保管する場合でも、出来るだけ速やかに使い切ること。
③薬液の調製は容器内に所定量の水の3分の1程度を入れた後、必要量の内袋を開封せずにそのまま容器内に投入する。その後、よく攪拌しながら容器内に水を定量まで加える。
本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守ること。
①散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
②散布機種に適合した散布装置を使用すること。
③散布中、薬液が漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
④散布薬液の飛散によって動植物及び自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意すること。
りんごに使用する場合は、次の事項に注意すること。
①モニリア病に対しては、葉腐れの初発後すぐに散布すること。
②斑点落葉病に対しては、落花後20日頃までの初期防除剤として使用すること。
いちごの炭疽病に対して使用する場合は、育苗期から本圃定植時までに散布することが望ましい。
さくらの幼果菌核病に使用する場合は、品種・栽培条件などによって薬害を生じる恐れがあるので、使用者の責任においてあらかじめ薬害がないことを確かめてから使用すること。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
使用液量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
散布の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをすること。
街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。