ホクサンの製品情報

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殺菌剤 農業用 芝用 林業用

タチガレン液剤

登録番号

10332(100㎖、500㎖包装)
10331(500㎖包装)

毒性

-

消防法

-

有効年限

5年

成分

ヒドロキシイソキサゾールカリウム塩…41.52%
(ヒドロキシイソキサゾールとして…30.0%)

性状

黄褐色液体

包装

100㎖×60 500㎖×20

32

特長

稲苗立枯病に卓越した効果を示すほか、生育促進効果も認められ健苗の育成が期待できます。

植物体内のオーキシンとの共力作用により生理活性効果も示します。

適用と使用方法

2023年2月22日現在

作物名

適用病害虫名
使用目的

希釈倍数

使用液量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

ヒドロキシイソキサゾールを含む農薬の総使用回数


(箱育苗)

苗立枯病
(フザリウム菌)
苗立枯病
(ピシウム菌)
根の生育促進
移植時の発根及び活着促進
ムレ苗防止

500~1,000倍

育苗箱
(30×60×3cm、使用土壌約5ℓ)
1箱当り500㎖

は種時又は発芽後

2回以内

土壌灌注又は灌注

3回以内
(移植前の土壌混和は1回以内、移植前の土壌灌注及び灌注は合計2回以内)

砂壌土、高温、低温又は高密度は種苗における水稲用除草剤起因の生育抑制軽減

500倍

移植5日前~移植前日

1回

灌注

ごま葉枯病

は種時

土壌灌注

苗立枯病
(フザリウム菌)
苗立枯病
(ピシウム菌)
根の生育促進
移植時の発根及び活着促進
ムレ苗防止

1,000倍

育苗箱
(30×60×3cm、使用土壌約5ℓ)
1箱当り1ℓ

は種時又は発芽後

2回以内

土壌灌注又は灌注

ごま葉枯病

は種時

1回

土壌灌注


(折衷苗代)

苗立枯病
(フザリウム菌)
苗立枯病
(ピシウム菌)

500倍

1ℓ/㎡

は種直後又は発芽後

2回以内

土壌灌注又は灌注


(畑苗代)

1,000倍

3ℓ/㎡

根の生育促進
移植時の発根及び活着促進

は種直後

1回

土壌灌注

キャベツ

ピシウム腐敗病

セル成型育苗
トレイ1箱またはペーパーポット1冊
(30×60cm・使用土壌約3.0~4.0ℓ)当り0.5ℓ

出芽時~育苗期

3回以内

3回以内

レタス

バーティシリウム萎凋病

250㎖/株

定植時

1回

株元灌注

1回

すいか

苗立枯病

500~1,000倍

3ℓ/㎡

は種直後

苗床灌注

2回以内
(育苗土壌への混和は1回以内、苗床への灌注は1回以内)

きゅうり

苗立枯病
(フザリウム菌)
苗立枯病
(ピシウム菌)

3回以内

土壌灌注

3回以内

メロン

苗立枯病
(ピシウム菌)

500倍

は種時

1回

全面土壌灌注

1回

ほうれんそう

立枯病

500~1,000倍

土壌灌注

1,500~3,000倍

9ℓ/㎡

50~100倍

300㎖/㎡

は種前

全面散布後土壌混和

オクラ

苗立枯病
(ピシウム菌)

500~1,000倍

50~200㎖/株

は種時~
発芽初期

2回以内

植穴又は
株元灌注

2回以内

さやいんげん

白絹病

500倍

1ℓ/㎡

収穫14日前まで

3回以内

土壌灌注

3回以内

さやえんどう

根腐病

500~1,000倍

3ℓ/㎡

は種後及び
生育期
但し、は種後
1~2か月後まで

は種穴又は株元に土壌灌注

実えんどう

立枯病

500倍

200㎖/株

未成熟そらまめ

は種後及び
生育期
但し、収穫30日前まで

てんさい

苗立枯病

500~1,000倍

ペーパーポット
1冊当り1ℓ

は種時~
生育初期
但し、
収穫120日前
まで

灌注

5回以内
(種子粉衣は1回以内、育苗土壌への混和は1回以内、灌注は3回以内)

3ℓ/㎡

みずな

立枯病

500倍

は種時

1回

土壌灌注

1回

みぶな

1,000倍

みつば

根腐病

2,000倍

100~300ℓ/10a

収穫14日前まで
ただし、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで

散布

いちご

苗の発根促進
活着促進

1,000倍

挿し芽
採取時

30分間
挿し芽浸漬

2回以内
(挿し芽採取時の浸漬処理は1回以内、挿し芽時の土壌灌注は1回以内)

1.5ℓ/育苗培養土5ℓ

挿し芽時

土壌灌注

たばこ

舞病

100㎖/株

移植時及び
大土寄時

2回以内

株元灌注

2回以内

カーネーション

立枯病

500倍

3ℓ/㎡

定植時及び
活着後

3回以内

土壌灌注

3回以内

アイリス

白絹病

1,000~2,000倍

定植時及び
生育期

6回以内

6回以内

きく

発根促進

1,000倍

5~10ℓ/㎡

挿し芽直後

1回

1回

林木(苗木)

 立枯病

500~1,000倍

3ℓ/㎡

は種覆土直後

苗床全面灌注

西洋芝
(ベントグラス)

赤焼病

2ℓ/㎡

発病初期

4回以内

散布

6回以内

ピシウム病

250~500倍

0.5ℓ/㎡

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

使用量が多すぎたり濃度が高すぎた時、場合によっては初期生育が一時抑制されることがあるので、濃度や使用量を誤らないように注意すること。

稲に使用する場合は次の事項に注意すること。
①育苗中の苗立枯病のまん延防止には発芽期以降に追加灌注すること。
②ムレ苗防止に使用する場合、本剤は育苗中の低温による根の吸水低下や高温による蒸散増加など、吸水と蒸散の不均衡によって起こるムレ苗(生理的な急性萎凋障害)に対して有効であるので、このようなムレ苗の発生する地域で使用すること。
③砂壌土、高温(最高気温30℃以上)、低温(日平均15℃以下)又は高密度は種苗における水稲用除草剤起因の生育抑制軽減は、除草剤分類(RACコード)2又は15の有効成分を含む水稲用除草剤で効果を確認している。

本剤をキャベツに使用する場合は、使用液量が多すぎたり濃度が高すぎると薬害(生育抑制)を生じやすいので、所定の使用液量、濃度を必ず守ること。

本剤をオクラに使用する場合は、希釈液を乾燥した土壌に灌注すると薬害(生育抑制)を生じるおそれがあるので、は種前には十分な灌水を行うこと。

本剤をカーネーション立枯病防除に使用する場合は、定植時に所定希釈液を1㎡当り3ℓの割合でジョロなどで均一に土壌灌注すること。さらに活着後、発生状況に応じて適宜灌注処理を行なうこと。

アイリスの白絹病防除に使用する場合は定植時に所定濃度の希釈液を1㎡当り3ℓの割合でジョロなどで均一に土壌灌注し、その後20~30日間隔で1~2回灌注処理すること。

さやえんどうの根ぐされ病防除に使用する場合、発生後の灌注は効果がないので、予防的には種後1週間以内に所定希釈液を1㎡当り3ℓ灌注し、更に1~2か月後にかけて1~2回株元灌注処理すること。

空容器はほ場などに放置せず、適切に処理すること。

本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

本剤は皮膚に対して刺激性があるので、薬液調製時及び使用の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して、薬剤が皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。

魚毒性

浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。