ベタナール乳剤
特長
てんさい専用の生育期処理除草剤です。
シロザ、ハコベ等の雑草を強力に枯殺します。
低水量で使用できますので、作業効率が高くなります。
適用と使用方法
2022年3月現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
フェンメディファムを含む農薬の総使用回数 |
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薬量 |
希釈水量 |
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てんさい |
一年生 |
移植活着後、中耕後(雑草発生揃期) |
500〜600㎖/10a |
50〜80ℓ/10a |
3回以内 |
雑草茎葉散布 |
3回以内 |
育苗期の本葉展開後 |
1.5㎖/ペーパーポット6冊 |
300㎖/ペーパーポット6冊 |
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てんさい |
第2本葉展開後、中耕後(雑草発生揃期) |
500〜600㎖/10a |
50〜80ℓ/10a |
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一年生 |
子葉展開期〜本葉抽出期(雑草発生揃期) |
150〜200㎖/10a |
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とうき |
定植活着後(雑草発生揃期) |
600㎖/10a |
80ℓ/10a |
2回以内 |
2回以内 |
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生育期、中耕後(雑草発生揃期) |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布すること。
本剤は、雑草の茎葉処理剤なので、雑草の発生後に処理すること。但し、雑草が大きくなると効果が劣るので適期散布につとめること。
使用量にあわせて薬液を調製し、使いきること。
育苗期以外の処理においては、散布直後に降雨が予想される場合には使用をさけること。
本剤は、希釈水量が多いと効果が低下するので、希釈水量は遵守すること。なお、展着剤は「てんさい(直播栽培)」の「子葉展開期〜本葉抽出期」では加用するが、その他の使用は必要としない。
育苗期以外の処理においては、散布の際は効力低下をさけるため、噴板の穴径が0.8mm以下の噴霧ノズルを使用すること。
育苗期の処理に当っては、次の事項を遵守すること。
(ア)散布の際には加圧式噴霧器またはこれと同等の散布器具を使用すること。
(イ)高温時に散布すると薬害が発生するおそれがあるので、高温時の処理はさけること。
(ウ)散布の際には、噴口を苗から30cm以上離すこと。また、二度がけは行わないこと。
(エ)噴霧器は必ず洗浄してから使用すること。
(オ)育苗床の土壌が乾燥していると効果が劣る場合があるので、本剤の散布前日に散水し、育苗床を湿らせておくこと。
てんさい以外の作物には薬害を生じるおそれがあるので、てんさい以外の作物に飛散しないように注意すること。
本剤は自動車、カラートタン、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液が飛散しないように注意すること。
散布器具や容器は十分に水で洗い、洗浄水は河川等に流さず環境等に影響を与えないよう安全に処理すること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
散布の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼すること。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。