ドーシャスフロアブル
特長
べと病と疫病に高い効果を示すシアゾファミド(ランマン)と、幅広い病害に安定した効果を発揮するTPNの混合剤です。
本剤は高い予防効果を発揮します。更に有効成分のシアゾファミドとTPNは共に残効性、耐雨性に優れているため、安定した効果が期待できます。
適用と使用方法
2024年4月24日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
シアゾファミドを含む農薬の総使用回数 |
TPNを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ぶどう |
べと病 |
2,000倍 |
200~700ℓ/10a |
収穫60日前まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
3回以内 |
もも |
黒星病 |
1,000倍 |
収穫前日まで |
2回以内 |
2回以内 |
6回以内 |
||
ネクタリン |
2回以内 |
|||||||
きゅうり |
べと病 |
150~300ℓ/10a |
4回以内 |
4回以内 |
10回以内 |
|||
メロン |
べと病 |
収穫3日前まで |
5回以内 |
|||||
すいか |
褐色腐敗病 |
|||||||
トマト |
疫病 |
収穫前日まで |
6回以内 |
|||||
なす |
褐色腐敗病 |
100~300ℓ/10a |
4回以内 |
|||||
ピーマン |
疫病 |
3回以内 |
3回以内 |
|||||
はくさい |
べと病 |
収穫7日前まで |
2回以内 |
6回以内 |
3回以内 |
|||
たまねぎ |
べと病 |
4回以内 |
4回以内 |
6回以内 |
||||
ねぎ |
べと病 |
収穫14日前まで |
3回以内 |
4回以内 |
||||
レタス |
べと病 |
3回以内 |
5回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用直前に、容器をよく振ること。
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
ぶどうに使用する場合、幼果期(小豆粒大)以降の散布は、果粉の溶脱、品種によっては果実に薬害を生じるおそれがあるので、落花直後までに使用すること。
無袋栽培のネクタリンに使用する場合、薬液による汚れが生じるおそれがあるので、開花期以降の散布はさけること。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
誤飲のないように注意すること。
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。
作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物との接触を避けること。
夏期高温時の使用を避けること。
魚毒性
水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼす恐れがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。養殖池周辺での使用は避けること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。