フレノック粒剤10
特長
ササに対して優れた抑制効果があります。
本剤は枯殺剤より生育抑制剤的に作用しますので、植生転換防止の効果があります。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用場所 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
テトラピオンを含む農薬の総使用回数 |
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開墾後に栽培する樹木類 |
開墾地 |
ススキ |
秋冬期〜出芽初期 |
ススキ1株(平均株径30cm基準)当り15g |
1回 |
スポット処理 |
1回 |
ササ |
3〜5kg/10a |
全面均一散布 |
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すぎ |
− |
ススキ |
ススキ1株(平均株径30cm基準)当り15g |
スポット処理 |
2回以内 |
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ササ |
3〜5kg/10a |
全面均一散布 |
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とどまつ |
秋冬期 |
2〜4kg/10a |
1回 |
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からまつ |
3〜4kg/10a |
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ススキ |
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ぶな |
ササ |
2〜3kg/10a |
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樹木等 |
公園 |
チガヤ |
生育期 |
10〜20kg/10a |
植栽地を除く樹木等の周辺地に全面均一散布 |
2回以内 |
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ススキ |
秋冬期〜出芽初期 |
5〜10kg/10a |
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一年生 |
雑草発生前〜生育期 |
2〜10kg/10a |
2回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
スポット処理の場合、ススキの株数が多い場合(3,000株/ha以上)でも、処理薬量は100kg/haを越えないようにし、また造林木の周囲半径60cm以内にススキ株がいくつあっても、10g以上は散布しないこと。
開こん地、杉、ひのきに使用する場合、処理適期は秋冬期から雑草の出芽初期であり、伸長期になると効果が劣るが、翌年の出芽は抑制するので、効果が劣るからといって、くり返しや追加の散布はしないこと。
一年生イネ科雑草に使用する場合、処理適期は雑草の発生前から雑草生育期(草丈20cm以下)であり、効果完成までに日数を要するので、誤って再散布しないこと。また、広葉雑草が優先する場所では広葉雑草に有効な剤と組み合わせて使用すること。
本剤は水によくとけ、降雨時、積雪時、または融雪時には流亡による効果低減のおそれがあるので、使用をさけること。
本剤の飛散あるいは流出によって有用植物に薬害が生じることのないよう十分に注意して散布すること。
場合により、造林木の下葉に黄褐変が認められることがあっても、上長成長には影響が見られない。
林地の地ごしらえ、または開墾地に使用した場合、散布後3ケ月以内は樹木の植付け、は種などをさけること。
本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
とどまつ、からまつ、ぶなに使用する場合、春夏期には薬害を生じやすいので、造林木の根の吸収が低下する落葉期から土壌が凍結または降雪期までに散布すること。砂質土で薬剤の流亡が生じやすい地域では、所定量の範囲内で多目の薬量で使用すること。
からまつに使用する場合、透水性不良の土壌では少なめ(3kg)に使用すること。
散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、容器、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理すること。
水源池等に本剤が飛散・流入しないよう注意すること。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。
公園、堤とう等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管すること。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。