ウララDF
特長
既存剤と異なる作用性を持つ新規系統の殺虫剤です。
アブラムシ類やコナジラミ類などの半翅目害虫に高い効果を示します。
高い吸汁阻害効果を示したのち衰弱・死亡させるユニークな作用を示します(見かけ上遅効的です)。
浸透移行性が高く、茎葉内で適度な安定性を保つため長期残効性、耐雨性に優れています。
天敵昆虫や有用生物に対する影響はほとんどないのでIPM(総合的病害虫管理)防除にも適しています。
適用と使用方法
2024年9月18日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
フロニカミドを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
りんご |
リンゴワタムシ |
2,000倍 |
200~700ℓ/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
アブラムシ類 |
2,000~ |
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なし |
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かき |
チャノキイロアザミウマ |
2,000倍 |
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もも |
アブラムシ類 |
2,000~ |
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ネクタリン |
収穫7日前まで |
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小粒核果類 |
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モモヒメヨコバイ |
2,000倍 |
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ぶどう |
チャノキイロアザミウマ |
1,000倍 |
開花前まで |
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ツマグロアオカスミカメ |
2,000倍 |
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おうとう |
チャノキイロアザミウマ |
収穫前日まで |
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小麦 |
アブラムシ類 |
4,000倍 |
60~150ℓ/10a |
収穫7日前まで |
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いちご |
2,000~ |
100~300ℓ/10a |
収穫前日まで |
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コナジラミ類 |
2,000倍 |
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きゅうり |
アブラムシ類 |
2,000~ |
3回以内 |
3回以内 |
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コナジラミ類 |
2,000倍 |
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なす |
アブラムシ類 |
2,000~ |
|||||
コナジラミ類 |
2,000倍 |
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ししとう |
アブラムシ類 |
2,000~ |
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ピーマン |
2回以内 |
2回以内 |
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かぼちゃ |
収穫7日前まで |
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アスパラガス |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
収穫前日まで |
3回以内 |
3回以内 |
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セルリー |
アブラムシ類 |
4,000倍 |
2回以内 |
2回以内 |
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エンダイブ |
収穫7日前まで |
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レタス |
2,000倍 |
収穫前日まで |
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未成熟とうもろこし |
2,000~ |
収穫3日前まで |
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オクラ |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
収穫前日まで |
3回以内 |
3回以内 |
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ばれいしょ |
アブラムシ類 |
2,000~ |
収穫7日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
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500倍 |
25ℓ/10a |
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1,000倍 |
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さといも |
2,000倍 |
100~300ℓ/10a |
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たまねぎ |
ネギアザミウマ |
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ねぎ |
1,000~ |
収穫前日まで |
3回以内 |
3回以内 |
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くわい |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
収穫21日前まで |
||||
キャベツ |
2,000~ |
収穫前日まで |
2回以内 |
2回以内 |
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カリフラワー |
2,000倍 |
収穫14日前まで |
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みつば |
2,000~ |
収穫3日前まで |
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しそ |
4,000倍 |
収穫3日前まで |
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てんさい |
2,000~ |
収穫14日前まで |
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食用ミニバラ |
2,000倍 |
収穫3日前まで |
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きく(葉) |
4,000倍 |
収穫14日前まで |
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茶 |
チャトゲコナジラミ |
1,000倍 |
200~400ℓ/10a |
摘採7日前まで |
1回 |
1回 |
|
チャノキイロアザミウマ |
1,000~ |
||||||
コミカンアブラムシ |
2,000倍 |
作物名 |
適用場所 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
フロニカミドを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
いちご |
温室、ガラス室、ビニールハウス等密閉できる場所 |
アブラムシ類 |
100g/10a |
10ℓ/10a |
収穫前日まで |
2回以内 |
常温煙霧 |
2回以内 |
トマト |
100~150g/10a |
3回以内 |
3回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ること。散布器具、容器の洗浄水等は河川等に流さないこと。周囲に影響のない方法で処理を行ない、空容器(空ビン)は環境に影響のないよう適切に処理すること。
使用液量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節すること。
本剤の使用に当っては、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
きゅうりに使用する場合、徒長したものでは散布時展開葉の葉縁に薬害を生じることがあるが、その後の展開葉および生育には影響はない。
非結球あぶらな科葉菜類に使用する場合、低温多湿等の薬液が乾燥しにくい条件下では薬害を生じるおそれがあるので注意すること。
すももでは品種により、葉に薬害が生じる場合があるので注意すること。
ばれいしょに対して少量散布で使用する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用すること。
つまみ菜、間引き菜には使用しないこと。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
常温煙霧中はハウス内へ入らないこと。
また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室すること。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。