アタブロンSC
特長
キチン生合成阻害剤で、脱皮阻害作用があります。
既存剤の抵抗性害虫にも優れた効果を示します。
遅効性ですが低濃度で残効性に優れています。
有用昆虫に対する影響はほとんどありません。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
クロルフルアズロンを含む農薬の総使用回数 |
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りんご |
ハマキムシ類 |
3,000〜4,000倍 |
200〜700ℓ/10a |
収穫7日前まで |
4回以内 |
散布 |
4回以内 |
ヨモギエダシャク |
4,000〜8,000倍 |
||||||
なし |
ハマキムシ類 |
3,000倍 |
収穫21日前まで |
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もも |
4,000倍 |
収穫7日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||
かき |
ハマキムシ類 |
収穫14日前まで |
|||||
おうとう |
ハマキムシ類 |
2回以内 |
2回以内 |
||||
ぶどう |
ハスモンヨトウ |
収穫7日前まで |
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樹木類 |
ケムシ類 |
4,000〜6,000倍 |
発生初期 |
4回以内 |
4回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
散布液調製時には、使用直前に容器をよく振とうすること。
本剤は植物体上での移行性がないため、茎葉部表裏に対し均一に散布すること。
本剤は幼虫の脱皮を阻害してやがて死亡させる性質をもつ薬剤で、通常、死亡するまでに7〜10日以上を要するので幼虫期になるべく早く散布すること。
蚕に長期間毒性があるので、散布された薬液が飛散し、桑に付着するおそれがある場所では使用しないこと。
本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
魚毒性
水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。