ガードホープ液剤
特長
センチュウに対して強力な運動阻害力と殺センチュウ力を発揮し、安定した高い効果を示します。
植物体への浸透移行作用を有し、センチュウの根部への侵入阻害や侵入後の発育抑制などの効果を示します。
生育期処理によってセンチュウの被害の拡大を防ぐことができます。
センチュウ被害を受けやすい「すいか」「トマト」「メロン」などの長期栽培作型、栽培期間の長い「にんにく」に好適で栽培後半期のセンチュウ防除補完剤です。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ホスチアゼートを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
トマト |
ネコブセンチュウ |
4,000倍 |
2ℓ/㎡ |
収穫前日まで |
1回 |
土壌灌注 |
2回以内 |
すいか |
ネコブセンチュウ |
収穫14日前まで |
|||||
メロン |
収穫28日前まで |
||||||
にがうり |
生育期 |
1回 |
|||||
にんにく |
イモグサレセンチュウ |
3,000倍 |
収穫60日前まで |
3回以内 |
|||
チューリップサビダニ |
500倍 |
- |
植付前 |
30分~ |
|||
1,000倍 |
2時間 |
||||||
しょうが |
ネコブセンチュウ |
4,000倍 |
2ℓ/㎡ |
収穫3日前まで |
土壌灌注 |
2回以内 |
|
みょうが(花穂) |
ネコブセンチュウ |
500倍 |
- |
定植前 |
30分間 |
2回以内 |
|
ばれいしょ |
ジャガイモシストセンチュウ |
100倍 |
100ℓ/10a |
植付前 |
全面散布 |
1回 |
|
かんしょ |
ネコブセンチュウ |
2回以内 |
|||||
茶(幼木) |
2,000倍 |
2ℓ/㎡ |
生育期 |
2回以内 |
土壌灌注 |
2回以内 |
|
きく |
ネグサレセンチュウ |
3,000倍 |
生育期 |
||||
ぼたん |
ネコブセンチュウ |
2,000倍 |
- |
1回 |
10分間 |
3回以内 |
|
3,000倍 |
2ℓ/㎡ |
土壌灌注 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
本剤を生育期に使用する場合は、所定量を1㎡当り2ℓの割合で、ジョロなどを用いて均一に畝全面に土壌灌注すること。
本剤を生育期に使用する場合は、処理後根系への薬剤の移動を促すために、出来るだけ早い時期に1㎡当り5~20ℓの水を灌注すること。
かんしょのネコブセンチュウ又はばれいしょのジャガイモシストセンチュウに使用する場合は、植付前に所定の薬量を均一に散布し、土壌と十分混和すること。
処理時に既にネコブが着生している根は、回復しないので、被害の初期に使用すること。
メロンでは処理時展開葉に軽微な薬害を生じることがあるが、生育に影響はない。
茶芽を収穫する茶樹成木には使用しないこと。また、未収穫茶樹幼木に使用する場合には、翌年には摘採しないこと。
ぼたんに使用する場合、特に浸漬処理時においては葉に薬害を生じることがあるが、その後の生育には特に影響はない。
蚕に対して、長期間毒性があるので、桑園に飛散しないように注意すること。
ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にはかからないようにすること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。
本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
使用の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
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ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。