ゲットアウトWDG
特長
てんさい、ばれいしょ、たまねぎの害虫に対して、優れた速効性、残効性を有し、高い防除効果を示します。
WDG(顆粒水和剤)なので、粉立ちが少なく溶けやすいため、使い易い薬剤です。容器にも付着しにくいので残らず使えます。
適用と使用方法
2024年7月24日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
シペルメトリンを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ばれいしょ |
アブラムシ類 |
2,000~ |
100~300ℓ/10a |
収穫7日前まで |
4回以内 |
散布 |
4回以内 |
ナストビハムシ |
24倍 |
0.8ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
||||
48倍 |
1.6ℓ/10a |
||||||
96倍 |
3.2ℓ/10a |
||||||
やまのいも |
アブラムシ類 |
3,000倍 |
100~300ℓ/10a |
収穫前日まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
麦 類 |
3,000~ |
60~150ℓ/10a |
収穫21日前まで |
||||
とうもろこし |
アブラムシ類 |
3,000倍 |
100~300ℓ/10a |
収穫7日前まで |
|||
豆類 |
アブラムシ類 |
||||||
だいず |
アブラムシ類 |
||||||
マメシンクイガ |
24倍 |
0.8ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
||||
48倍 |
1.6ℓ/10a |
||||||
あずき |
アブラムシ類 |
3,000倍 |
100~300ℓ/10a |
散布 |
|||
たまねぎ |
アザミウマ類 |
2,000~ |
5回以内 |
5回以内 |
|||
だいこん |
アブラムシ類 |
3,000倍 |
|||||
かぼちゃ |
アブラムシ類 |
収穫前日まで |
|||||
からしな(種子) |
ヨトウムシ |
収穫14日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||
えだまめ |
アブラムシ類 |
収穫7日前まで |
|||||
にんじん |
アブラムシ類 |
2回以内 |
2回以内 |
||||
ごぼう |
アブラムシ類 |
収穫14日前まで |
5回以内 |
5回以内 |
|||
キャベツ |
アオムシ |
|
収穫7日前まで |
||||
48倍 |
1.6ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
|||||
96倍 |
3.2ℓ/10a |
||||||
アスパラガス |
ヨトウムシ |
3,000倍 |
100~500ℓ/10a |
収穫前日まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
てんさい |
ヨトウムシ |
2,000~ |
100~300ℓ/10a |
収穫14日前まで |
4回以内 |
4回以内 |
|
ヨトウムシ |
750倍 |
25ℓ/10a |
|||||
24倍 |
0.8ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
|||||
48倍 |
1.6ℓ/10a |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
ボルドー液と混用する場合は使用直前に混合すること。
本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
①散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
②散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
③散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
④散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意すること。
⑤散布終了後は次の事項を守ること。
(a)使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄すること。
(b)機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、桑に付着する恐れのある場所では使用しないこと。
ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。無人航空機による散布でそれらに飛散するおそれがある場合には使用しないこと。
②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬の散布時期などの情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
本剤をてんさいに対して希釈倍数750倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の地上液剤散布装置を利用すること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼すること。
本剤はのど、鼻、皮膚などを刺激する場合、またかゆみを生じる場合があるので注意すること。
魚毒性
水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意すること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。