スミチオン乳剤
特長
浸透性に優れる有機リン系殺虫剤です。
広範囲の作物に使用でき、幅広い害虫に効果があります。
適用と使用方法
2024年4月24日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
MEPを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
稲 |
ニカメイチュウ第1世代 |
1,000~ |
60~150ℓ/10a |
収穫21日前まで |
2回以内 |
散布 |
3回以内 |
ニカメイチュウ第2世代 |
800~ |
||||||
ヒメトビウンカ |
1,000倍 |
||||||
イネハモグリバエ |
1,000~ |
||||||
イネヒメハモグリバエ |
2,500倍 |
||||||
フタオビコヤガ |
2,000~ |
||||||
イネシンガレセンチュウ |
1,000倍 |
- |
は種前 |
1回 |
6~72時間 |
||
100倍 |
専用の種子消毒機を用いて乾燥種籾重量の3%の量の希釈液を種籾に吹付け処理又は塗沫処理 |
||||||
ニカメイチュウ |
30倍 |
3ℓ/10a |
収穫21日前まで |
2回以内 |
空中散布 |
||
ニカメイチュウ |
8倍 |
800㎖/10a |
|||||
300倍 |
25ℓ/10a |
散布 |
|||||
稲 |
イネシンガレセンチュウ |
1,000倍 |
育苗箱 |
硬化期~ |
1回 |
育苗箱の上から均一に散布する。 |
|
麦類 |
アブラムシ類 |
60~150ℓ/10a |
収穫14日前まで |
散布 |
1回 |
||
ムギアカタマバエ |
30倍 |
3ℓ/10a |
空中散布 |
||||
ヒメトビウンカ |
8倍 |
800㎖/10a |
|||||
アブラムシ類 |
無人航空機による散布 |
||||||
大麦 |
アブラムシ類 |
1,000倍 |
60~150ℓ/10a |
収穫7日前まで |
散布 |
||
ムギアカタマバエ |
30倍 |
3ℓ/10a |
空中散布 |
||||
ヒメトビウンカ |
8倍 |
800㎖/10a |
|||||
アブラムシ類 |
無人航空機による散布 |
||||||
小麦 |
250倍 |
25ℓ/10a |
散布 |
||||
アブラムシ類 |
1,000倍 |
60~150ℓ/10a |
|||||
ムギアカタマバエ |
30倍 |
3ℓ/10a |
空中散布 |
||||
ヒメトビウンカ |
8倍 |
800㎖/10a |
|||||
アブラムシ類 |
無人航空機による散布 |
||||||
とうもろこし |
アワノメイガ |
1,000倍 |
100~300ℓ/10a |
4回以内 |
散布 |
4回以内 |
|
りんご |
アブラムシ類 |
1,000~ |
200~700ℓ/10a |
収穫30日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|
ナシヒメシンクイ |
1,000倍 |
||||||
クワコナカイガラムシ |
1,500倍 |
||||||
アメリカシロヒトリ |
1,000倍 |
||||||
なし |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫14日前まで |
6回以内 |
6回以内 |
||
シンクイムシ類 |
1,000倍 |
||||||
クワコナカイガラムシ |
1,500倍 |
||||||
アメリカシロヒトリ |
1,000倍 |
||||||
なし |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫21日前まで |
||||
シンクイムシ類 |
1,000倍 |
||||||
クワコナカイガラムシ |
1,500倍 |
||||||
アメリカシロヒトリ |
1,000倍 |
||||||
かき |
ハマキムシ類 |
収穫30日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||
もも |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫3日前まで |
6回以内 |
6回以内 |
||
ナシヒメシンクイ |
1,000倍 |
||||||
クビアカツヤカミキリ |
成虫発生初期 |
||||||
クワコナカイガラムシ |
1,500倍 |
収穫3日前まで |
|||||
みかん |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫14日前まで |
5回以内 |
5回以内 |
||
ハマキムシ類 |
1,000倍 |
||||||
ケシキスイ類 |
10倍 |
5ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
||||
かんきつ |
アブラムシ類 |
1,000~ |
200~700ℓ/10a |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
|
ハマキムシ類 |
1,000倍 |
||||||
大粒種ぶどう |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫21日前まで |
2回以内 |
4回以内 |
||
ハマキムシ類 |
1,000倍 |
||||||
クワコナカイガラムシ |
1,500倍 |
||||||
小粒種ぶどう |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫90日前まで |
||||
ハマキムシ類 |
1,000倍 |
||||||
クワコナカイガラムシ |
1,500倍 |
||||||
おうとう |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫14日前まで |
2回以内 |
|||
ハマキムシ類 |
1,000倍 |
||||||
うめ |
アブラムシ類 |
1,000~ |
2回以内 |
||||
アメリカシロヒトリ |
1,000倍 |
||||||
クビアカツヤカミキリ |
成虫発生初期 |
||||||
オリーブ |
オリーブアナアキゾウムシ |
50倍 |
0.3~3ℓ/樹 |
収穫21日前まで |
3回以内 |
樹幹散布 |
3回以内 |
オリーブ(葉) |
収穫120日前まで |
||||||
いちょう |
コウモリガ |
100倍 |
収穫60日前まで |
||||
くり |
モモノゴマダラノメイガ |
8倍 |
3ℓ/10a |
収穫14日前まで |
4回以内 |
空中散布 |
4回以内 |
いちご |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
100~300ℓ/10a |
収穫前日まで |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
ほうれんそう |
1,000~ |
収穫21日前まで |
|||||
ホウレンソウケナガコナダニ |
|||||||
ねぎ |
アブラムシ類 |
収穫14日前まで |
|||||
アザミウマ類 |
700~ |
||||||
ネギコガ |
1,000倍 |
||||||
ごぼう |
アブラムシ類 |
1,000~ |
|||||
たまねぎ |
アブラムシ類 |
収穫21日前まで |
|||||
アザミウマ類 |
700~ |
||||||
トマト |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
収穫前日まで |
||||
なす |
アブラムシ類 |
1,000~ |
5回以内 |
5回以内 |
|||
きゅうり |
アブラムシ類 |
||||||
アザミウマ類 |
1,000倍 |
||||||
すいか |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫3日前まで |
6回以内 |
6回以内 |
||
アザミウマ類 |
700~ |
||||||
かぼちゃ |
アブラムシ類 |
1,000~ |
収穫14日前までで |
3回以内 |
3回以内 |
||
アザミウマ類 |
700~ |
||||||
だいず |
マメシンクイガ |
20倍 |
3ℓ/10a |
収穫21日前まで |
4回以内 |
空中散布 |
4回以内 |
ダイズサヤタマバエ |
8倍 |
800㎖/10a |
無人航空機による散布 |
||||
シロイチモジマダラメイガ |
1,000倍 |
100~300ℓ/10a |
散布 |
||||
アブラムシ類 |
1,000~ |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
豆類 |
シロイチモジマダラメイガ |
1,000倍 |
|||||
アブラムシ類 |
1,000~ |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
未成熟そらまめ |
シロイチモジマダラメイガ |
1,000倍 |
収穫3日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
||
アブラムシ類 |
1,000~ |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
豆類 |
シロイチモジマダラメイガ |
1,000倍 |
収穫21日前まで |
4回以内 |
4回以内 |
||
アブラムシ類 |
1,000~ |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
えだまめ |
シロイチモジマダラメイガ |
1,000倍 |
|||||
アブラムシ類 |
1,000~ |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
いんげんまめ |
シロイチモジマダラメイガ |
1,000倍 |
|||||
アブラムシ類 |
1,000~ |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
あずき |
アズキノメイガ |
1,000倍 |
|||||
アブラムシ類 |
250倍 |
25ℓ/10a |
|||||
1,000~ |
100~300ℓ/10a |
||||||
マメシンクイガ |
1,000~ |
||||||
そらまめ |
アブラムシ類 |
1,000倍 |
収穫3日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
||
ばれいしょ |
250倍 |
25ℓ/10a |
6回以内 |
6回以内 |
|||
アブラムシ類 |
1,000倍 |
100~300ℓ/10a |
|||||
こんにゃく |
アブラムシ類 |
収穫14日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||
かんしょ |
イモコガ |
収穫7日前まで |
5回以内 |
5回以内 |
|||
うど |
アブラムシ類 |
根株養成期 |
4回以内 |
4回以内 |
|||
モロヘイヤ |
マメコガネ |
収穫14日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
|||
わらび |
ナガゼンマイハバチ |
収穫90日前まで |
|||||
らっきょう |
ネダニ類 |
1,000~ |
- |
植付前 |
1回 |
30分間 |
3回以内 |
アザミウマ類 |
1,000倍 |
100~300ℓ/10a |
収穫7日前まで |
2回以内 |
散布 |
||
アザミウマ類 |
8倍 |
1.6ℓ/10a |
無人航空機による散布 |
||||
せり |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
100~300ℓ/10a |
親株養成期 |
散布 |
2回以内 |
|
たらのき |
センノカミキリ幼虫 |
100倍 |
150~300ℓ/10a |
3~5月 |
樹幹散布 |
||
茶 |
コカクモンハマキ |
700~ |
200~400ℓ/10a |
摘採21日前まで |
1回 |
散布 |
1回 |
ミノガ類 |
1,000倍 |
||||||
まめ科牧草 |
ヨコバイ類 |
1,000~ |
100~300ℓ/10a |
収穫14日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
|
ムギダニ |
1,000倍 |
||||||
いね科牧草 |
ヨコバイ類 |
1,000~ |
|||||
ムギダニ |
1,000倍 |
||||||
飼料用とうもろこし |
アブラムシ類 |
2,000倍 |
収穫30日前まで |
||||
セネガ |
1,000倍 |
収穫14日前まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||
花き類・ |
アオムシ |
- |
6回以内 |
6回以内 |
|||
ばら |
アブラムシ類 |
1,000~ |
|||||
フラーバラゾウムシ |
1,000倍 |
||||||
きく |
アブラムシ類 |
1,000~ |
|||||
フラーバラゾウムシ |
1,000倍 |
||||||
カーネーション |
アザミウマ類 |
||||||
宿根かすみそう |
ハモグリバエ類 |
||||||
りんどう |
ヒラズハナアザミウマ |
発生初期 |
|||||
アスター |
ウリハムシ |
- |
|||||
ソリダゴ |
カメムシ類 |
||||||
スターチス |
コガネムシ類 |
||||||
シネラリア |
シンクイムシ類 |
||||||
斑入りアマドコロ |
コウモリガ |
||||||
ききょう |
ヨトウムシ |
||||||
樹木類 |
アメリカシロヒトリ |
500~ |
200~700ℓ/10a |
||||
フラーバラゾウムシ |
1,000倍 |
||||||
オオハリセンチュウ |
500倍 |
- |
移植前 |
1回 |
30分間 |
||
つつじ類 |
グンバイムシ類 |
1,000倍 |
200~700ℓ/10a |
- |
6回以内 |
散布 |
|
せんりょう |
アザミウマ類 |
||||||
こでまり |
カイガラムシ類 |
||||||
しきみ |
クスアナアキゾウムシ |
||||||
にしきぎ |
ケムシ類 |
||||||
しゃりんばい |
シンクイムシ類 |
||||||
さかき |
ハマキムシ類 |
||||||
さくら |
クビアカツヤカミキリ |
成虫発生初期 |
|||||
さんごじゅ |
ワタノメイガ |
- |
|||||
げっきつ |
ミカンキジラミ |
||||||
たばこ |
ヨトウムシ |
25~180ℓ/10a |
収穫20日前まで |
1回 |
1回 |
||
しちとうい |
イネクロカメムシ |
60~150ℓ/10a |
発生初期 |
2回以内 |
2回以内 |
||
芝 |
シバツトガ |
0.3~2ℓ/㎡ |
6回以内 |
6回以内 |
|||
コガネムシ類幼虫 |
3ℓ/㎡ |
||||||
シバオサゾウムシ |
幼虫発生期 |
||||||
桑 |
クワゾウムシ成虫 |
500~ |
100~300ℓ/10a |
成虫発生期 |
作物名 |
適用場所 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
MEPを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
水田作物、 |
ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田 |
カメムシ類 |
1,000倍 |
60~150ℓ/10a |
4回以内 |
散布 |
4回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
ボルドー液と混用する場合は散布直前に行い、できるだけ早く使用すること。ただし、その他のアルカリ性の強い農薬との混用はさけること。
桃の初期散布(5~6月)には薬害のでることがあるので注意すること。
梨の早生赤種、りんごの旭及びその近縁種には薬害のでることがあるので使用はさけること。
宿根かすみそうに使用する場合、開花期には薬害を生じることがあるので、この時期の使用はさけること。
牧草地に散布した場合は散布直後の放牧はさけること。
あぶらな科作物、さといも、ソルゴには薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布すること。
ひのきに対しては個体によって落葉、枯損にいたるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布すること。
果樹のカメムシ類に対しては発生に応じて所定使用回数以内で繰返し散布すること。
本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意すること。
本剤を空中散布及び無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
①水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
②散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
③少量散布(8倍液)の散布には、微量散布装置以外の散布器具は使用しないこと。
④無人航空機による散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
⑤散布中、薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
⑥特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用は行わないこと。
⑦散布終了後は次の事項を守ること。
(a)使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄すること。
(b)機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
本剤を希釈倍数250倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の地上液剤散布装置を利用すること。
稲(箱育苗)のイネシンガレセンチュウに使用する場合は下記の事項に注意すること。
①発芽期~緑化期の使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけること。
②軟弱徒長苗、ムレ苗などの場合は薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。
③土壌が極端に湿潤な場合は使用しないこと。
本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用すること。
クワゾウムシに対しては成虫が桑樹に集まる4月下旬から6月頃に散布すること。
成虫の活動は長期間にわたるので発生状況に応じて追加散布すること。
かきのミノガ類に使用する場合、幼虫が大きくなると効果が劣るので若令幼虫期に時期を失しないように散布すること。
イネシンガレセンチュウの本田における防除に使用する場合、散布適期は出穂の頃であるので時期を失しないように散布すること。なお、効果を高めるためには出穂始めとその1週間後の2回散布が望ましい。
水稲種子の吹き付け処理の場合は、専用の種子消毒機を使用し、乾燥種籾に均一に付着するよう所定薬液を吹き付けて乾燥すること。なお、処理後、長期間保存する場合には、薬液処理を行ったことを明記し、まちがいのないようにすること。
ほうれんそうに使用する場合、幼苗期には薬害を生じるおそれがあるので注意すること。
かんきつのミカンツボミタマバエに使用する場合は、成虫の発生初期に樹冠部及び主幹部を中心とした樹の内部、樹冠下の地表面に散布するのが効果的である。
芝のコガネムシ類幼虫に使用する場合は、散布液が土壌中に十分しみ込むようジョロ等で1㎡当たり3ℓを散布すること。
まめ科牧草のアルファルファゾウムシに使用する場合は、幼虫発生期~成虫発生初期に散布すること。なお、防除適期等については病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
フラーバラゾウムシ及びミカンキジラミに使用する場合は、植物防疫(事務所)、病害虫防除所等関係機関の指導のもとに実施すること。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
蚕に対して影響があるので、給桑予定している桑葉にはかからないようにすること。
ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合は使用しないこと。
②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
③受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけること。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
誤飲などのないよう注意すること。
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
魚毒性
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。本剤を使用した苗は養魚田に移植しないこと。
水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
空中散布または無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意すること。
散布後は水管理に注意すること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。