ホクサンの製品情報

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殺虫剤 農業用

スミチオン乳剤

スミチオン乳剤

登録番号

22647(500㎖、5ℓ包装)
4962(1ℓ包装)

毒性

-

消防法

第2石油類

有効年限

5年(500㎖、5ℓ包装)
4年(1ℓ包装)

成分

MEP…50.0%

性状

黄赤色可乳化油状液体

包装

500㎖×20 5ℓ×4 1ℓ×10

1B

特長

浸透性に優れる有機リン系殺虫剤です。

広範囲の作物に使用でき、幅広い害虫に効果があります。

適用と使用方法

2022年5月現在

作物名

適用病害虫名

希釈倍数

使用液量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

MEPを含む農薬の総使用回数

ニカメイチュウ第1世代

1,000~
2,000倍

60~150ℓ/10a

収穫21日前まで

2回以内

散布

3回以内
(種もみへの処理は1回以内、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)

ニカメイチュウ第2世代
サンカメイチュウ第3世代

800~
1,000倍

ヒメトビウンカ
カメムシ類
イネツトムシ
イネシンガレセンチュウ
イネドロオイムシ
アブラムシ類
アワヨトウ

1,000倍

イネハモグリバエ

1,000~
2,000倍

イネヒメハモグリバエ

2,500倍

フタオビコヤガ

2,000~
4,000倍

イネシンガレセンチュウ

1,000倍

は種前

1回

6~72時間
浸漬

100倍

専用の種子消毒機を用いて乾燥種籾重量の3%の量の希釈液を種籾に吹付け処理又は塗沫処理

ニカメイチュウ
ヒメトビウンカ
カメムシ類
イネハモグリバエ
イネヒメハモグリバエ
フタオビコヤガ
イネツトムシ

30倍

3ℓ/10a

収穫21日前まで

2回以内

空中散布

ニカメイチュウ
カメムシ類

8倍

800㎖/10a

300倍

25ℓ/10a

散布


(箱 育 苗)

イネシンガレセンチュウ

1,000倍

育苗箱
(60×30×3㎝、使用土壌約5ℓ)
1箱当り500㎖

硬化期~
移植前日

1回

育苗箱の上から均一に散布する。

麦類
(大麦、小麦を除く)

アブラムシ類
アワヨトウ
ムギキモグリバエ

60~150ℓ/10a

収穫14日前まで

散布

1回

ムギアカタマバエ
ヒメトビウンカ

30倍

3ℓ/10a

空中散布

ヒメトビウンカ

8倍

800㎖/10a

アブラムシ類

無人航空機による散布

大麦

アブラムシ類
アワヨトウ
ムギキモグリバエ

1,000倍

60~150ℓ/10a

収穫7日前まで

散布

ムギアカタマバエ
ヒメトビウンカ

30倍

3ℓ/10a

空中散布

ヒメトビウンカ

8倍

800㎖/10a

アブラムシ類

無人航空機による散布

小麦

250倍

25ℓ/10a

散布

アブラムシ類
アワヨトウ
ムギキモグリバエ

1,000倍

60~150ℓ/10a

ムギアカタマバエ
ヒメトビウンカ

30倍

3ℓ/10a

空中散布

ヒメトビウンカ

8倍

800㎖/10a 

アブラムシ類

無人航空機による散布

とうもろこし

アワノメイガ
カメムシ類
ツマジロクサヨトウ

1,000倍

100~300ℓ/10a

4回以内

散布

4回以内

りんご

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

200~700ℓ/10a

収穫30日前まで

3回以内

3回以内

ナシヒメシンクイ
モモシンクイガ
ハマキムシ類
ナシグンバイ

1,000倍

クワコナカイガラムシ

1,500倍

アメリカシロヒトリ

1,000倍

なし
(有袋栽培)

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

収穫14日前まで

6回以内

6回以内

シンクイムシ類
ハマキムシ類
ナシグンバイ
ナシホソガ
ナシチビガ
カメムシ類

1,000倍

クワコナカイガラムシ

1,500倍

アメリカシロヒトリ

1,000倍

なし
(無袋栽培)

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

収穫21日前まで

シンクイムシ類
ハマキムシ類
ナシグンバイ
ナシホソガ
ナシチビガ
カメムシ類

1,000倍

クワコナカイガラムシ

1,500倍

アメリカシロヒトリ

1,000倍

かき

ハマキムシ類
カキノヘタムシガ
カキホソガ
フジコナカイガラムシ
オオワタコナカイガラムシ
カメムシ類
イラガ類
アメリカシロヒトリ
ミノガ類若齢幼虫

収穫30日前まで

3回以内

3回以内
(樹幹処理は2回以内)

もも

アブラムシ類
モモハモグリガ
ナシヒメシンクイ
(心折防止)

1,000~
2,000倍

収穫3日前まで

6回以内

6回以内
(樹幹処理は1回以内)

ナシヒメシンクイ
モモシンクイガ
ハマキムシ類
クワシロカイガラムシ
カメムシ類

1,000倍

クビアカツヤカミキリ

成虫発生初期
但し、
収穫3日前まで

クワコナカイガラムシ

1,500倍

収穫3日前まで

みかん

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

収穫14日前まで

5回以内

5回以内
(樹幹処理は1回以内)

ハマキムシ類
サンホーゼカイガラムシ
アザミウマ類
カメムシ類
カネタタキ
ミカンツボミタマバエ
ケシキスイ類
コアオハナムグリ
フラーバラゾウムシ
ミカンキジラミ
コナカイガラムシ類

1,000倍

ケシキスイ類
コアオハナムグリ
アザミウマ類

10倍

5ℓ/10a

無人航空機による散布

かんきつ
(みかんを除く)

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

200~700ℓ/10a

3回以内

散布

3回以内
(樹幹処理は1回以内)

ハマキムシ類
サンホーゼカイガラムシ
アザミウマ類
カメムシ類
カネタタキ
ミカンツボミタマバエ
ケシキスイ類
コアオハナムグリ
フラーバラゾウムシ
ミカンキジラミ
コナカイガラムシ類

1,000倍

大粒種ぶどう

アブラムシ類
フタテンヒメヨコバイ
ブドウスカシバ
ブドウトリバ

1,000~
2,000倍

収穫21日前まで

2回以内

4回以内
(収穫終了後から萌芽までは2回以内、萌芽後は2回以内)

ハマキムシ類
ブドウトラカミキリ
キンケクチブトゾウムシ成虫

1,000倍

クワコナカイガラムシ

1,500倍

小粒種ぶどう

アブラムシ類
フタテンヒメヨコバイ
ブドウスカシバ
ブドウトリバ

1,000~
2,000倍

収穫90日前まで

ハマキムシ類
ブドウトラカミキリ
キンケクチブトゾウムシ成虫

1,000倍

クワコナカイガラムシ

1,500倍

おうとう

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

収穫14日前まで

2回以内
(樹幹処理及び灌注処理は合計1回以内)

ハマキムシ類
ナシグンバイ
アメリカシロヒトリ

1,000倍

うめ

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

2回以内

アメリカシロヒトリ
ハマキムシ類

1,000倍

クビアカツヤカミキリ

成虫発生初期
但し、
収穫14日前まで

オリーブ

オリーブアナアキゾウムシ

50倍

0.3~3ℓ/樹

収穫21日前まで

3回以内

樹幹散布

3回以内

オリーブ(葉)

収穫120日前まで

いちょう
(種子)

コウモリガ
ヒメボクトウ

100倍

収穫60日前まで

くり

モモノゴマダラノメイガ

8倍

3ℓ/10a

収穫14日前まで

4回以内

空中散布

4回以内
(樹幹処理は1回以内)

いちご

アブラムシ類

2,000倍

100~300ℓ/10a

収穫前日まで

2回以内

散布

2回以内

ほうれんそう

1,000~
2,000倍

収穫21日前まで

ホウレンソウケナガコナダニ

ねぎ

アブラムシ類

収穫14日前まで

アザミウマ類

700~
1,000倍

ネギコガ

1,000倍

ごぼう

アブラムシ類
フキノメイガ

1,000~
2,000倍

たまねぎ

アブラムシ類

収穫21日前まで

アザミウマ類

700~
1,000倍

トマト

アブラムシ類
オオニジュウヤホシテントウ

2,000倍

収穫前日まで

なす

アブラムシ類
テントウムシダマシ類

1,000~
2,000倍

5回以内

5回以内

きゅうり
メロン
しろうり

アブラムシ類

アザミウマ類

1,000倍

すいか

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

収穫3日前まで

6回以内

6回以内

アザミウマ類

700~
1,000倍

かぼちゃ

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

収穫14日前までで

3回以内

3回以内

アザミウマ類

700~
1,000倍

だいず

マメシンクイガ
ダイズサヤタマバエ
シロイチモジマダラメイガ
マメヒメサヤムシガ
カメムシ類

20倍

3ℓ/10a

収穫21日前まで

4回以内

空中散布

4回以内

ダイズサヤタマバエ
シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤムシガ
カメムシ類
ウコンノメイガ
マメシンクイガ

8倍

800㎖/10a

無人航空機による散布

シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ
ウコンノメイガ
マメハンミョウ

1,000倍

100~300ℓ/10a

散布

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

豆類
(種実、ただし、だいず、あずき、いんげんまめ、そらまめを除く)

シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ

1,000倍

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

未成熟そらまめ

シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ

1,000倍

収穫3日前まで

3回以内

3回以内

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

豆類
(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、未成熟そらまめを除く)

シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ

1,000倍

収穫21日前まで

4回以内

4回以内

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

えだまめ

シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ
ウコンノメイガ

1,000倍

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

いんげんまめ
さやいんげん

シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ
インゲンテントウ

1,000倍

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

あずき

アズキノメイガ
シロイチモジマダラメイガ
ダイズサヤタマバエ
カメムシ類
マメヒメサヤムシガ
マメホソクチゾウムシ

1,000倍

アブラムシ類

250倍

25ℓ/10a

1,000~
2,000倍

100~300ℓ/10a

マメシンクイガ

1,000~
1,500倍

そらまめ

アブラムシ類

1,000倍

収穫3日前まで

3回以内

3回以内

ばれいしょ

250倍

25ℓ/10a

6回以内

6回以内

アブラムシ類
テントウムシダマシ類

1,000倍

100~300ℓ/10a

こんにゃく

アブラムシ類

収穫14日前まで

3回以内

3回以内

かんしょ

イモコガ
アブラムシ類
ヨツモンカメノコハムシ

収穫7日前まで

5回以内

5回以内

うど

アブラムシ類
センノカミキリ
ヒメシロコブゾウムシ
ウドノメイガ
ヨトウムシ

根株養成期
但し収穫
150日前まで

4回以内

4回以内

モロヘイヤ

マメコガネ
アザミウマ類
アブラムシ類
カメムシ類

収穫14日前まで

2回以内

2回以内

わらび

ナガゼンマイハバチ

収穫90日前まで

らっきょう

ネダニ類

1,000~
2,000倍

植付前

1回

30分間
種球浸漬

3回以内
(植付前は1回以内、植付後は2回以内)

アザミウマ類

1,000倍

100~300ℓ/10a

収穫7日前まで

2回以内

散布

アザミウマ類
ネギハモグリバエ

8倍

1.6ℓ/10a

無人航空機による散布

せり

アブラムシ類

2,000倍

100~300ℓ/10a

親株養成期
但し収穫
45日前まで

散布

2回以内

たらのき

センノカミキリ幼虫
ヒメシロコブゾウムシ

100倍

150~300ℓ/10a

3~5月
株養成期

樹幹散布

コカクモンハマキ
チャノホソガ

700~
1,000倍

200~400ℓ/10a

摘採21日前まで

1回

散布

1回

ミノガ類

1,000倍

まめ科牧草

ヨコバイ類
アブラムシ類
ウンカ類
ウリハムシモドキ
ゾウムシ類

1,000~
2,000倍

100~300ℓ/10a

収穫14日前まで

2回以内

2回以内

ムギダニ

1,000倍

いね科牧草

ヨコバイ類
アブラムシ類
ウンカ類
ウリハムシモドキ
ゾウムシ類

1,000~
2,000倍

ムギダニ
アワヨトウ

1,000倍

飼料用とうもろこし

アブラムシ類

2,000倍

収穫30日前まで

セネガ

1,000倍

収穫14日前まで

3回以内

3回以内

花き類・
観葉植物

アオムシ
バッタ類
ハマキムシ類
アザミウマ類

6回以内

6回以内

ばら

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

フラーバラゾウムシ

1,000倍

きく

アブラムシ類

1,000~
2,000倍

フラーバラゾウムシ
カメムシ類
ヨトウムシ類

1,000倍

カーネーション

アザミウマ類
クロウリハムシ

宿根かすみそう

ハモグリバエ類

りんどう

ヒラズハナアザミウマ

発生初期

アスター

ウリハムシ

ソリダゴ

カメムシ類

スターチス

コガネムシ類

シネラリア

シンクイムシ類

斑入りアマドコロ

コウモリガ

ききょう

ヨトウムシ

樹木類

アメリカシロヒトリ

500~
1,000倍

200~700ℓ/10a

フラーバラゾウムシ
アブラムシ類
グンバイムシ類

1,000倍

オオハリセンチュウ

500倍

移植前

1回

30分間
根部浸漬

つつじ類

グンバイムシ類
ハマキムシ類

1,000倍

200~700ℓ/10a

6回以内

散布

せんりょう

アザミウマ類
カメムシ類

こでまり

カイガラムシ類

しきみ

クスアナアキゾウムシ

にしきぎ

ケムシ類

しゃりんばい
だいおうしょう

シンクイムシ類

さかき

ハマキムシ類

さくら

クビアカツヤカミキリ

成虫発生初期

さんごじゅ

ワタノメイガ
サカキブチヒメヨコバイ

げっきつ

ミカンキジラミ

たばこ

ヨトウムシ

25~180ℓ/10a

収穫20日前まで

1回

1回

しちとうい

イネクロカメムシ

60~150ℓ/10a

発生初期

2回以内

2回以内

シバツトガ
スジキリヨトウ

0.3~2ℓ/㎡

6回以内

6回以内

コガネムシ類幼虫

3ℓ/㎡

シバオサゾウムシ

幼虫発生期

クワゾウムシ成虫

500~
750倍

100~300ℓ/10a

成虫発生期

作物名

適用場所

適用病害虫名

希釈倍数

使用液量

本剤の使用回数

使用方法

MEPを含む農薬の総使用回数

水田作物、
畑作物
(休耕田)

ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田

カメムシ類

1,000倍

60~150ℓ/10a

4回以内

散布

4回以内

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。

ボルドー液と混用する場合は散布直前に行い、できるだけ早く使用すること。ただし、その他のアルカリ性の強い農薬との混用はさけること。

桃の初期散布(5~6月)には薬害のでることがあるので注意すること。

梨の早生赤種、りんごの旭及びその近縁種には薬害のでることがあるので使用はさけること。

宿根かすみそうに使用する場合、開花期には薬害を生じることがあるので、この時期の使用はさけること。

牧草地に散布した場合は散布直後の放牧はさけること。

あぶらな科作物、さといも、ソルゴには薬害を生じるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布すること。

ひのきに対しては個体によって落葉、枯損にいたるおそれがあるので、付近にある場合にはかからないように注意して散布すること。

果樹のカメムシ類に対しては発生に応じて所定使用回数以内で繰返し散布すること。

本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意すること。

本剤を空中散布及び無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ること。
①水源池、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
②散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
③少量散布(8倍液)の散布には、微量散布装置以外の散布器具は使用しないこと。
④無人航空機による散布にあっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
⑤散布中、薬液の漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
⑥特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用は行わないこと。
⑦散布終了後は次の事項を守ること。
(a)使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄すること。
(b)機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。

本剤を希釈倍数250倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の地上液剤散布装置を利用すること。

稲(箱育苗)のイネシンガレセンチュウに使用する場合は下記の事項に注意すること。
①発芽期~緑化期の使用は薬害を生じるおそれがあるのでさけること。
②軟弱徒長苗、ムレ苗などの場合は薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。
③土壌が極端に湿潤な場合は使用しないこと。

本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用すること。

クワゾウムシに対しては成虫が桑樹に集まる4月下旬から6月頃に散布すること。
成虫の活動は長期間にわたるので発生状況に応じて追加散布すること。

かきのミノガ類に使用する場合、幼虫が大きくなると効果が劣るので若令幼虫期に時期を失しないように散布すること。

イネシンガレセンチュウの本田における防除に使用する場合、散布適期は出穂の頃であるので時期を失しないように散布すること。なお、効果を高めるためには出穂始めとその1週間後の2回散布が望ましい。

水稲種子の吹き付け処理の場合は、専用の種子消毒機を使用し、乾燥種籾に均一に付着するよう所定薬液を吹き付けて乾燥すること。なお、処理後、長期間保存する場合には、薬液処理を行ったことを明記し、まちがいのないようにすること。

ほうれんそうに使用する場合、幼苗期には薬害を生じるおそれがあるので注意すること。

かんきつのミカンツボミタマバエに使用する場合は、成虫の発生初期に樹冠部及び主幹部を中心とした樹の内部、樹冠下の地表面に散布するのが効果的である。

芝のコガネムシ類幼虫に使用する場合は、散布液が土壌中に十分しみ込むようジョロ等で1㎡当たり3ℓを散布すること。

まめ科牧草のアルファルファゾウムシに使用する場合は、幼虫発生期~成虫発生初期に散布すること。なお、防除適期等については病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

フラーバラゾウムシ及びミカンキジラミに使用する場合は、植物防疫(事務所)、病害虫防除所等関係機関の指導のもとに実施すること。

適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

蚕に対して影響があるので、給桑予定している桑葉にはかからないようにすること。

ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺に飛散するおそれがある場合は使用しないこと。
②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
③受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけること。

取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。

安全使用上の注意

誤飲などのないよう注意すること。

本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。

作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。

魚毒性

水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。本剤を使用した苗は養魚田に移植しないこと。

水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。

空中散布または無人航空機による散布で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意すること。

散布後は水管理に注意すること。

使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。