ダイアジノン粒剤3
特長
ガス効果が高く、ケラ、コガネムシ類幼虫、タネバエ等の土壌害虫に優れた効果があります。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ダイアジノンを含む農薬の総使用回数 |
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かんしょ |
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
作付前及び |
3回以内 |
土壌混和 |
3回以内 |
ケラ |
6~9kg/10a |
植付前 |
1回 |
|||
ばれいしょ |
3回以内 |
|||||
キャベツ |
収穫30日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
|||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
|||||
カリフラワー |
ケラ |
6~9kg/10a |
2回以内 |
|||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
|||||
レタス |
ケラ |
6~9kg/10a |
は種時又は植付時 |
2回以内 |
||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
植付時 |
1回 |
|||
はくさい |
ケラ |
6kg/10a |
は種時 |
1回 |
||
コガネムシ類幼虫 |
5~6kg/10a |
|||||
トマト |
ケラ |
6~9kg/10a |
は種時又は植付時 |
2回以内 |
3回以内 |
|
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
植付時 |
1回 |
|||
きゅうり |
タネバエ |
5~8kg/10a |
は種時又は植付時 |
2回以内 |
2回以内 |
|
ケラ |
6~9kg/10a |
|||||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
|||||
すいか |
タネバエ |
5~8kg/10a |
4回以内 |
|||
ケラ |
6~9kg/10a |
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ウリハムシ幼虫 |
植付時 |
1回 |
||||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
|||||
なす |
ケラ |
6~9kg/10a |
は種時又は植付時 |
2回以内 |
3回以内 |
|
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
植付時 |
1回 |
|||
だいこん |
ケラ |
6~9kg/10a |
は種時 |
2回以内 |
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タネバエ |
5~8kg/10a |
|||||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
|||||
ねぎ |
タネバエ |
5~8kg/10a |
は種時又は植付時 |
2回以内 |
2回以内 |
|
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
植付時 |
1回 |
|||
たまねぎ |
タネバエ |
5~8kg/10a |
は種時又は植付時 |
2回以内 |
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タマネギバエ |
3~5kg/10a |
|||||
コガネムシ類幼虫 |
5~10kg/10a |
植付時 |
1回 |
|||
いちご |
6~9kg/10a |
植付時(仮植床) |
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豆類(種実) |
ケラ |
5~9kg/10a |
は種時 |
だいずは6回以内(種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))、あずきは4回以内(種子粉衣は1回以内、は種時の処理は1回以内、生育期の処理は3回以内)、いんげんまめは3回以内(種子粉衣は1回以内、粒剤は2回以内)、らっかせいは1回、上記以外の豆類(種実)は4回以内(種子粉衣は1回以内、粒剤は3回以内) |
||
たばこ |
コガネムシ類幼虫 |
6~9kg/10a |
植付前 |
1回 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使い切ること。
畑作物の土壌害虫防除に使用する場合は下記の事項に注意すること。
①使用薬量は全面処理の場合の薬量であるので、作条処理の場合は処理面積に応じて薬量を減ずること。
②植付前又は播種前に土壌全面又は作条に処理し土壌とよく混和すること。なお、コガネムシ類幼虫に対して作物の生育期に使用する場合は作条処理し軽く覆土すること。
③たばこに使用する場合植穴処理では薬害を生じることがあるのでさけ、作条の土壌になるべく幅広く散布し土壌とよく混和してから植付けること。たばこは薬害を生じやすいので散布及び混和むらがないように特に注意すること。
いちごに対しては仮植床のみの使用とし、本圃では使用しないこと。
ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
取扱いには十分注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。また粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
水産動植物(甲殻類、ドジョウ、ボラ)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。比較的低濃度でも魚が平衡失調等を起こすので、養殖池等周辺での使用はさけること。
散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。