ネマトリンエース粒剤
特長
ガス抜き作業が不要で、処理後すぐに播種、植付ができます。
センチュウと直接接触することにより低濃度で運動を阻害し、かつ殺センチュウ力も有していることから、安定した高い効果があります。
浸透移行性を有するため、根内に有効成分が吸収され、センチュウの根部への侵入の阻止、根内のセンチュウの発育抑制などの効果を発揮し、さらに、地上部害虫のハダニ、アザミウマ、コナジラミにも効果があります(なす)。
適用と使用方法
2022年11月24日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ホスチアゼートを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
いちじく |
ネコブセンチュウ |
20kg/10a |
収穫60日前まで |
1回 |
樹冠下処理 |
1回 |
かんしょ |
15~20kg/10a |
植付前 |
作条土壌混和 |
2回以内 |
||
10~30kg/10a |
苗床植付前 |
全面土壌混和 |
||||
ネグサレセンチュウ |
20~30kg/10a |
|||||
ばれいしょ |
アブラムシ類 |
20~25kg/10a |
植付前 |
1回 |
||
ジャガイモシストセンチュウ |
20kg/10a |
|||||
やまのいも |
ネコブセンチュウ |
|||||
さといも |
ネグサレセンチュウ |
25kg/10a |
||||
こんにゃく |
ネコブセンチュウ |
|||||
ブロッコリー |
テンサイシストセンチュウ |
20kg/10a |
定植7日前まで |
|||
オクラ |
ネコブセンチュウ |
は種前 |
||||
とうがん |
定植前但し、 |
|||||
ズッキーニ(花) |
定植前但し、 |
|||||
ズッキーニ |
定植前 |
|||||
きゅうり |
15~20kg/10a |
は種前又は |
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すいか |
定植前 |
2回以内 |
||||
なす |
1回 |
|||||
ハダニ類 |
20kg/10a |
|||||
ピーマン |
ネコブセンチュウ |
15~20kg/10a |
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いちご |
ハダニ類 |
25kg/10a |
||||
ネグサレセンチュウ |
20~25kg/10a |
|||||
だいこん |
15~25kg/10a |
は種前 |
||||
ネコブセンチュウ |
15~20kg/10a |
|||||
にんじん |
ネグサレセンチュウ |
20kg/10a |
||||
ネコブセンチュウ |
15~20kg/10a |
|||||
ごぼう |
ネグサレセンチュウ |
20kg/10a |
は種溝土壌混和 |
|||
らっきょう |
ネダニ |
15kg/10a |
植付前 |
植溝土壌混和 |
||
にんにく |
イモグサレセンチュウ |
25kg/10a |
全面土壌混和 |
3回以内 |
||
しょうが |
ネコブセンチュウ |
20kg/10a |
2回以内 |
|||
みょうが(花穂) |
定植前 |
2回以内 |
||||
あずき |
ダイズシストセンチュウ |
は種前 |
1回 |
|||
ガーベラ |
ネコブセンチュウ |
植付前 |
||||
カーネーション |
クローバーシストセンチュウ |
|||||
すずらん |
ネグサレセンチュウ |
25kg/10a |
||||
きく |
20~25kg/10a |
定植前 |
2回以内 |
|||
ナミハダニ |
20kg/10a |
|||||
ぼたん |
ネコブセンチュウ |
3回以内 |
||||
つつじ類 |
イシュクセンチュウ |
1回 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使いきること。
ごぼう、いちじく、らっきょう以外の作物に使用する場合は、所定量の薬剤を圃場全面に均一に散布し、土壌中に均等に分布するようによく混和すること。
いちじくに使用する場合、樹冠下全面に処理し、栽培様式からみて可能であれば土壌混和すること。
散布が不均一だったり、混和が不十分だと効果不足や薬害を生じることがあるので注意すること。
作物によっては定植時展開葉に軽微な薬害を生じることがあるが、その後の展開葉及び生育には特に影響はない。
間びき菜、つまみ菜には使用しないこと。
蚕に対して、長期間毒性があるので、桑園に飛散しないように注意すること。
ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
使用の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。