バイデートL粒剤
特長
各センチュウに優れた効果を発揮します。
ガス抜き作業が不要で、処理後すぐに播種、植付ができます。
制(静)センチュウ作用、侵入阻止作用により作物を保護します。
優れた浸透移行性により、アブラムシ類やアザミウマにも効果を発揮します。
適用と使用方法
2023年8月23日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
オキサミルを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
ばれいしょ |
ジャガイモシストセンチュウ |
30kg/10a |
植付前 |
1回 |
全面土壌混和 |
1回 |
ネグサレセンチュウ |
20kg/10a |
|||||
アブラムシ類 |
植溝処理土壌混和 |
|||||
ピーマン |
1.5~2.5g/株 |
育苗期 |
株元処理 |
2回以内 |
||
ミナミキイロアザミウマ |
1~2.5g/株 |
|||||
ネコブセンチュウ |
50kg/10a |
定植前 |
全面土壌混和 |
|||
メロン(地床) |
ミナミキイロアザミウマ |
1~2.5g/株 |
育苗期 |
株元処理 |
||
メロン(揚床) |
1g/株 |
|||||
メロン |
ネコブセンチュウ |
40~50kg/10a |
定植前 |
全面土壌混和 |
||
にがうり |
40kg/10a |
1回 |
||||
きゅうり |
ネコブセンチュウ |
25~50kg/10a |
は種前又は定植前 |
|||
アブラムシ類 |
定植前 |
|||||
アブラムシ類 |
1~2.5g/株 |
育苗期 |
株元処理 |
|||
すいか |
ネコブセンチュウ |
25~35kg/10a |
は種前又は定植前 |
全面土壌混和 |
||
ミナミキイロアザミウマ |
1~2.5g/株 |
育苗期 |
株元処理 |
|||
アブラムシ類 |
1.5~2.5g/株 |
|||||
レタス |
ネコブセンチュウ |
40~50kg/10a |
定植前 |
全面土壌混和 |
||
リーフレタス |
40kg/10a |
定植前但し収穫 |
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トマト |
25~50kg/10a |
定植前 |
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だいこん |
ネコブセンチュウ |
は種前 |
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ネグサレセンチュウ |
20~50kg/10a |
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にんじん |
ネコブセンチュウ |
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こぼう |
20~37kg/10a |
播溝土壌混和 |
||||
もりあざみ |
キタネグサレセンチュウ |
40~50kg/10a |
全面土壌混和 |
|||
かんしょ |
ネコブセンチュウ |
植付前 |
||||
30~40kg/10a |
作条土壌混和 |
|||||
やまのいも |
40~50kg/10a |
植付前 |
全面土壌混和 |
|||
だいず |
ダイズシストセンチュウ |
6kg/10a |
は種前又は定植前 |
作条土壌混和 |
||
30kg/10a |
は種前 |
全面土壌混和 |
||||
あずき |
6kg/10a |
作条土壌混和 |
||||
30kg/10a |
全面土壌混和 |
|||||
えだまめ |
6kg/10a |
は種前又は定植前 |
作条土壌混和 |
|||
30kg/10a |
全面土壌混和 |
|||||
にんにく |
イモグサレセンチュウ |
30~50kg/10a |
植付前 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
石灰など、アルカリ性肥料との同時施用はさけること。
水源池、飲料用水、養魚池、養魚田等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
ばれいしょの全面土壌混和に使用する場合次の事項に注意すること。
①圃場全面に均一に散布し、20~25㎝の深さに土壌と十分混和すること。散布や混和が不均一な場合には薬効不足や初期生育の遅延などの薬害を生じることがあるので注意すること。
②一時に広範囲に使用する場合には散布中粉末を吸い込んだり、皮膚につけたりしないため、散布機具は飛散が少なく、均一に散布できる乗用トラクター装着粒剤施用機(単純な重力落下方式)を用いること。手播、人力散粒機、乗用型以外の動力散粒機などによる散粒は行わないこと。
ピーマン、メロン、きゅうり及びすいかの育苗鉢に使用する場合、次の事項に注意すること。
①本剤が葉に付着しないように育苗鉢の土壌表面に均一に散布すること。
②表土が乾燥している場合は、効力が劣ることがあるので、処理後軽く散水すること。
③育苗初期には薬害を生じるおそれがあるので、所定範囲の低薬量で処理すること。
本剤をセンチュウ防除に使用する場合、各適用作物の使用時期に応じて植付直前、は種直前又は定植直前に処理することが望ましい。さらに散布ムラや不均一な土壌混和は薬効不足や薬害を生じることがあるので、作物の根のまわりに均等に分布するよう土壌とよく混和すること。
本剤を使用した大根のつまみ菜、まびき菜は食用に供さないこと。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
医薬用外劇物。取扱いには十分に注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。また粉末を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。
過労時には散布作業に従事しないこと。また同一人が長時間継続して散布作業を行わないこと。
散布にあたっては子供や散布に関係のない者などが作業現場に近づかないようにすること。
使用後の空袋や空容器は圃場などに放置せず、必ず安全な場所に処理すること。
本剤は毒性が強いので、取扱いには特に注意して危害防止に努め、決められた使用条件を厳守し、また絶対に所定の適用以外に使用されることのないよう管理すること。
魚毒性
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