フジワンパック
登録番号 |
23110 |
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毒性 |
- |
消防法 |
- |
有効年限 |
3年 |
成分 |
イソプロチオラン…36.0% |
性状 |
類白色細粒、微粒、粗粉及び微粉、 |
包装 |
(75g×10)×10 |
特長
稲体への吸収移行性が高く、低濃度でいもち病菌の侵入を防ぐので、葉いもち及び穂いもちに対し安定した効果が長期間持続します。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
イソプロチオランを含む農薬の総使用回数 |
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稲 |
いもち病 |
小包装(パック) |
葉いもちに対しては |
2回以内 |
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。 |
3回以内 |
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稲こうじ病 |
小包装(パック) |
出穂10~30日前 |
作物名 |
使用目的 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
イソプロチオランを含む農薬の総使用回数 |
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稲 |
登熟歩合向上 |
小包装(パック) |
出穂10~20日前 |
2回以内 |
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。 |
3回以内 |
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高温登熟下における白未熟粒の発生軽減 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきること。
小包装(パック)に使用しているフィルムは水溶性のため、ぬれた手や汗ばんだ手で作業したり、降雨等で破袋しないように注意すること。
本剤は水溶性フィルムで小包装した製剤をそのまま、10アール当り10~15個の割合で水田に均一に投げ入れること。
本剤は湛水状態(水深3~5㎝)で投げ込み散布し、散布後少なくとも3~4日間はそのまま湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないよう注意し、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。なお、極端な漏水田での使用はさけること。
藻や浮草、雑草が繁茂している水田では拡散が不十分となり効果の劣る可能性があるので使用を避けること。
本剤は予防的に散布した場合に有効であり、葉いもち防除の使用適期は初発の7~10日前である。発生予察情報に注意して時期を失しないように早目に散布すること。穂いもち防除の使用適期は出穂20日前(葉いもちの発病程度、気象条件などにより出穂10~30日前)である。
なお、本剤の使用適期は稲の品種あるいは地域により前後することがあり、また、多発時の散布は効果が劣る場合があるので、使用に当っては使用時期を誤らないように病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
稲の登熟歩合向上を目的として使用する場合は、低温等生育不良条件下及び高温登熟条件下で効果的であるので、これらの条件下で使用することが望ましい。
稲の高温登熟下における白未熟粒の発生軽減を目的として使用する場合は、高温登熟条件下で効果的であるので、この条件下で使用すること。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、濡れた手で触らないこと。
水溶性フィルムが破袋した場合は以下の点に注意すること。
眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
魚毒性
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。