フロンサイド粉剤
特長
抗菌スペクトラムの広い土壌殺菌剤です。
既存剤が効きにくい、根こぶ病にも優れた効果があります。
適用と使用方法
2023年12月6日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
使用量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
フルアジナムを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|
ばれいしょ |
そうか病 |
30~40kg/10a |
植付前 |
1回 |
全面土壌混和 |
6回以内 |
かんしょ |
基腐病 |
40kg/10a |
3回以内 |
|||
キャベツ |
根こぶ病 |
15~20kg/10a |
は種又は定植前 |
2回以内 |
作条土壌混和 |
3回以内 |
30~40kg/10a |
全面土壌混和 |
|||||
苗立枯病 |
40kg/10a |
|||||
カリフラワー |
根こぶ病 |
15~20kg/10a |
1回 |
作条土壌混和 |
1回 |
|
30~40kg/10a |
全面土壌混和 |
|||||
なばな類 |
15~20kg/10a |
作条土壌混和 |
||||
30~40kg/10a |
全面土壌混和 |
|||||
40kg/10a |
作条散布 |
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メキャベツ |
30~40kg/10a |
全面土壌混和 |
||||
こまつな |
根こぶ病 |
30kg/10a |
は種前 |
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みずな |
根こぶ病 |
|||||
のざわな |
30~40kg/10a |
は種又は定植前 |
||||
20kg/10a |
作条土壌混和 |
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はくさい |
15~20kg/10a |
2回以内 |
||||
根こぶ病 |
30~40kg/10a |
全面土壌混和 |
||||
レタス |
すそ枯病 |
30kg/10a |
||||
ねぎ |
白絹病 |
15kg/10a |
土寄せ時 |
2回以内 |
株元散布 |
2回以内 |
たまねぎ |
黒腐菌核病 |
40kg/10a |
定植前 |
1回 |
全面土壌混和 |
7回以内 |
にら |
白絹病 |
20kg/10a |
収穫30日前まで |
株元散布 |
1回 |
|
てんさい |
叢根病 |
育苗培土 |
は種前 |
土壌混和 |
5回以内 |
|
らっかせい |
白絹病 |
20kg/10a |
収穫45日前まで |
株元散布 |
1回 |
|
だいこん |
亀裂褐変症 |
30~40kg/10a |
は種前 |
全面土壌混和 |
||
チューリップ |
葉腐病 |
植付前 |
7回以内 |
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条斑病 |
40kg/10a |
|||||
ゆり |
茎腐症 |
定植前 |
3回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使いきること。
本剤を使用する場合、砕土をよく行った後所定量の薬剤を均一に散布し、土壌と十分混和すること。なお、降雨直後の処理は混和むらの原因となるので避けること。
根こぶ病を対象に本剤を多量に使用すると、初期生育が抑制される場合があるので、適用薬量の範囲で使用すること。
はくさいの黄化病、ばれいしょのそうか病、粉状そうか病、キャベツの苗立枯病(リゾクトニア菌)、菌核病、レタスのビッグベイン病に対する本剤の全面土壌混和及びねぎの小菌核腐敗病に対する土寄せ時株元散布は、多発生条件では効果が劣る場合があるので注意すること。
レタスの茎葉に本剤が多量にかかると薬害を生じる恐れがあるので、付近にある場合は注意して散布すること。
てんさいに使用する場合、誤って多量に処理すると初期生育が抑制される恐れがあるので適用薬量の範囲を厳守すること。
みずかけなに使用する場合、水掛け開始は薬剤処理後2ヶ月以降を厳守すること。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。また、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
苗床で本剤を使用し、その苗を採苗、定植する場合には、必ず手袋を着用して作業を行い、直接苗に触れないよう注意すること。
魚毒性
水産動植物(魚類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。