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殺菌剤 農業用

フロンサイド粉剤

フロンサイド粉剤

登録番号

22632

毒性

-

消防法

-

有効年限

5年

成分

フルアジナム…0.5%

性状

類白色粉末

包装

3kg×8 20kg×1

29
SDS

特長

抗菌スペクトラムの広い土壌殺菌剤です。

既存剤が効きにくい、根こぶ病にも優れた効果があります。

適用と使用方法

2023年12月6日現在

作物名

適用病害虫名

使用量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

フルアジナムを含む農薬の総使用回数

ばれいしょ

そうか病
粉状そうか病

30~40kg/10a

植付前

1回

全面土壌混和

6回以内
(種いも浸漬は1回以内、植付前の土壌混和及び植付時の植溝散布は合計1回以内、植付後の散布は4回以内)

かんしょ

基腐病

40kg/10a

3回以内
(植付前は1回以内、植付後は2回以内)

キャベツ

根こぶ病

15~20kg/10a

は種又は定植前

2回以内
(苗床では1回以内、本圃では1回以内)

作条土壌混和

3回以内
(苗床では1回以内、本圃での土壌混和は1回以内、土壌散布は1回以内)

30~40kg/10a

全面土壌混和

苗立枯病
(リゾクトニア菌)
菌核病

40kg/10a

カリフラワー
ブロッコリー

根こぶ病

15~20kg/10a

1回

作条土壌混和

1回

30~40kg/10a

全面土壌混和

なばな類

15~20kg/10a

作条土壌混和

30~40kg/10a

全面土壌混和

40kg/10a

作条散布

メキャベツ
かぶ
非結球あぶらな科葉菜類
(ケール、こまつな、みずな、のざわな、なばな類を除く)

30~40kg/10a

全面土壌混和

こまつな

根こぶ病
立枯病
(リゾクトニア菌)

30kg/10a

は種前

みずな

根こぶ病

のざわな

30~40kg/10a

は種又は定植前

20kg/10a

作条土壌混和

はくさい

15~20kg/10a

2回以内
(土壌混和は1回以内、土壌散布は1回以内)

根こぶ病
黄化病

30~40kg/10a

全面土壌混和

レタス
非結球レタス

すそ枯病
ビッグベイン病

30kg/10a

ねぎ

白絹病
小菌核腐敗病

15kg/10a

土寄せ時
但し
収穫21日前まで

2回以内

株元散布

2回以内

たまねぎ

黒腐菌核病
紅色根腐病

40kg/10a

定植前

1回

全面土壌混和

7回以内
(全面土壌混和は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、散布は5回以内)

にら

白絹病

20kg/10a

収穫30日前まで

株元散布

1回

てんさい

叢根病

育苗培土
1kg当り
5~10g

は種前

土壌混和

5回以内
(は種前の土壌混和及び苗床灌注は合計1回以内、株元散布及び散布は合計4回以内)

らっかせい

白絹病

20kg/10a

収穫45日前まで

株元散布

1回

だいこん

亀裂褐変症
(リゾクトニア菌)

30~40kg/10a

は種前

全面土壌混和

チューリップ

葉腐病

植付前

7回以内

条斑病
微斑モザイク病

40kg/10a

ゆり

茎腐症
(リゾープス菌による)

定植前

3回以内

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

使用量に合わせ秤量し、使いきること。

本剤を使用する場合、砕土をよく行った後所定量の薬剤を均一に散布し、土壌と十分混和すること。なお、降雨直後の処理は混和むらの原因となるので避けること。

根こぶ病を対象に本剤を多量に使用すると、初期生育が抑制される場合があるので、適用薬量の範囲で使用すること。

はくさいの黄化病、ばれいしょのそうか病、粉状そうか病、キャベツの苗立枯病(リゾクトニア菌)、菌核病、レタスのビッグベイン病に対する本剤の全面土壌混和及びねぎの小菌核腐敗病に対する土寄せ時株元散布は、多発生条件では効果が劣る場合があるので注意すること。

レタスの茎葉に本剤が多量にかかると薬害を生じる恐れがあるので、付近にある場合は注意して散布すること。

てんさいに使用する場合、誤って多量に処理すると初期生育が抑制される恐れがあるので適用薬量の範囲を厳守すること。

みずかけなに使用する場合、水掛け開始は薬剤処理後2ヶ月以降を厳守すること。

蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。

本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

安全使用上の注意

本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。また、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。

作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

苗床で本剤を使用し、その苗を採苗、定植する場合には、必ず手袋を着用して作業を行い、直接苗に触れないよう注意すること。

魚毒性

水産動植物(魚類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。