ホクサンの製品情報

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殺菌剤 農業用

ベルクート水和剤

登録番号

18821

毒性

-

消防法

-

有効年限

5年

成分

イミノクタジンアルベシル酸塩…40.0%

性状

類白色水和性粉末45µm以下

包装

500g×20

M07
SDS

特長

多くの病害に対して、高い防除効果を示します。

接触型の予防薬剤で胞子発芽、発芽管伸長、付着器形成、侵入菌糸形成等を強力に阻害します。

他剤耐性菌に対しても作用機構が異なるため、優れた効果を示します。

適用と使用方法

2022年11月現在

作物名

適用病害虫名

希釈倍数

使用液量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

イミノクタジンを含む農薬の総使用回数

りんご

黒星病
斑点落葉病

1,000~2,000倍

200~700ℓ/10a

収穫前日まで

6回以内
(但し、開花期以降散布は3回以内)

散布

8回以内
(液剤及び水和剤は合計6回以内(開花期以降は3回以内)、塗布剤は2回以内)

輪紋病
褐斑病
すす点病
すす斑病
黒点病

1,000倍

なし

黒斑病
黒星病
輪紋病
うどんこ病

1,000~1,500倍

収穫14日前まで

5回以内

5回以内
(塗布剤は2回以内、液剤は1回以内)

もも

黒星病

2,000倍

収穫前日まで

3回以内

3回以内
(休眠期は1回以内)

灰星病
ホモプシス腐敗病
うどんこ病
すすかび病
果実赤点病

1,000~2,000倍

おうとう

灰星病

1,000倍

収穫7日前まで

3回以内

みかん

灰色かび病

1,000~2,000倍

収穫前日まで

そうか病

1,000倍

かんきつ
(みかんを除く)

灰色かび病

2,000倍

2回以内

2回以内

かき

炭疽病
落葉病
うどんこ病
灰色かび病
すす点病
黒星病

1,000~1,500倍

収穫14日前まで

3回以内

3回以内

キウイフルーツ

果実軟腐病
灰色かび病
貯蔵病害
(灰色かび病)

1,000倍

収穫前日まで

5回以内

5回以内

小粒核果類
(うめ、すももを除く)

黒星病
灰星病
灰色かび病
環紋葉枯病
すす斑病

2,000倍

収穫30日前まで

3回以内

3回以内

うめ

黒星病
灰星病
灰色かび病
環紋葉枯病
すす斑病
枝枯病

びわ

灰斑病
灰色かび病

1,000倍

収穫7日前まで

すもも

灰星病

1,000~2,000倍

収穫3日前まで

マンゴー

炭疽病

1,000倍

収穫14日前まで

2回以内

2回以内

あけび(果実)

うどんこ病

3,000倍

すいか

うどんこ病
つる枯病
菌核病
炭疽病

1,000倍

100~300ℓ/10a

収穫前日まで

4回以内

4回以内

メロン

うどんこ病
つる枯病

5回以内

5回以内

かぼちゃ

うどんこ病

1,000~2,000倍

収穫7日前まで

4回以内

4回以内

ズッキーニ

2,000倍

収穫前日まで

7回以内

7回以内

きゅうり

褐斑病

うどんこ病
灰色かび病
炭疽病

2,000~4,000倍

うり類
(漬物用)

うどんこ病
つる枯病
炭疽病

収穫3日前まで

5回以内

5回以内

なす

すすかび病
灰色かび病
うどんこ病

3,000倍

収穫前日まで

3回以内

3回以内

アスパラガス

茎枯病
斑点病
褐斑病

1,000倍

100~500ℓ/10a

収穫7日前まで

5回以内

5回以内

たまねぎ

灰色かび病
灰色腐敗病
小菌核病

100~300ℓ/10a

収穫前日まで

ねぎ

葉枯病
さび病
黒斑病

2,000倍

収穫30日前まで

3回以内

3回以内

にんにく

葉枯病

1,000~1,500倍

収穫3日前まで

にんじん

菌核病

1,000倍

収穫14日前まで

5回以内

5回以内
(種子粉衣は1回以内、無人航空機散布は2回以内)

黒葉枯病

500~1,000倍

乾燥種子
重量の0.5%

は種前

1回

種子粉衣

トマト

葉かび病
灰色かび病

3,000~6,000倍

100~300ℓ/10a

収穫前日まで

3回以内

散布

3回以内

ミニトマト

葉かび病

6,000倍

2回以内

2回以内

 

レタス

灰色かび病

1,000~2,000倍

収穫14日前まで

3回以内

3回以内

 

キャベツ

菌核病

1,000倍

いちご

炭疽病

育苗期(定植前)

5回以内

10回以内
(育苗期は5回以内、本圃では5回以内)

うどんこ病

4,000倍

収穫前日まで
(生育期)

豆類
(種実、ただし、だいずを除く)

 

1,000倍

収穫7日前まで

3回以内

3回以内

炭疽病
褐斑病

ばれいしょ

夏疫病

500倍

5回以内

5回以内

やまのいも

葉渋病

1,000~2,000倍

5回以内
(種いもへの処理は1回以内、無人航空機散布は3回以内)

青かび病

種いも
重量の1%

植付前

1回

種いも粉衣

炭疽病
輪斑病
新梢枯死症
(輪斑病菌による)

1,000倍

200~400ℓ/10a

摘採7日前まで

2回以内

散布

2回以内

たばこ

赤星病
うどんこ病
灰色かび病

1,000~2,000倍

100~180ℓ/10a

収穫10日前まで

樹木類

炭疽病

1,000倍

200~700ℓ/10a

発病初期

3回以内

3回以内

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

本剤はイミノクタジンを含む農薬であるので、他のイミノクタジンを含む農薬の使用回数と合わせ、作物ごとの総使用回数の範囲内で使用すること。

りんごに使用する場合、芽出し2週間過ぎから落花後25日ごろまではさび果を生じる恐れがあるので、この時期の散布は避けること。

なしに使用する場合、西洋なし品種ル レクチエではさび果を生じるので使用しないこと。

ももに使用する場合、缶桃14号等の缶詰用品種では葉に薬斑を生じるので使用しないこと。

本剤をおうとうに使用する場合は、着色始期から中期の散布では薬害(着色障害)が生ずる恐れがあるので使用しないこと。

かきに使用する場合、西村早生では葉に薬斑を生じるので使用しないこと。

メロンに使用する場合、交配2~3日前から交配2週間後までの幼果の時期には、薬害を生じるおそれがあるので、この時期の散布は避けること。また、若葉への散布や高温時の散布では、薬害を生じることがあるので注意すること。

キャベツに使用する場合、浸透性を高める効果のある一部の展着剤を混用すると薬害を生じる場合があるので、展着剤混用にあたっては事前にその適否を確認すること。

ばらに対して薬害を生じるので、かからないように注意して散布すること。

蚕に対して毒性があるので、桑にかからないように注意して散布すること。

散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節すること。

本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。

適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。

安全使用上の注意

誤飲、誤食などのないよう注意すること。

本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

薬液調製時及び使用の際は保護眼鏡、農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。

作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。

魚毒性

水産動植物(藻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。

使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。