ルーチンフロアブル
特長
いもち病に育苗箱灌注処理で高い防除効果を示します。
浸透移行性に優れ、長い残効性があります。
植物病害抵抗性誘導型殺菌剤ですので、耐性菌発達のリスクが小さい薬剤です。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
イソチアニルを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
稲(箱育苗) |
いもち病 |
75~100倍 |
育苗箱 |
移植3日前 |
1回 |
灌注 |
3回以内 |
もみ枯細菌病 |
75倍 |
||||||
稲 |
いもち病 |
原液 |
100㎖/10a |
移植時 |
ペースト肥料に混合し側条施肥田植機で施用する。 |
3回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用前によく振ってから使用すること。
本剤を誤って過剰に使用したり、本剤使用後4日以上移植せずに育苗箱中におくと葉先枯れなどの薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を厳守すること。
軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意すること。
本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので、代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出しないように注意すること。
いぐさ栽培予定水田では使用しないこと。また、本剤を処理した稲苗を移植した水田ではいぐさを栽培しないこと。
きく等の他作物に影響を及ぼす場合があるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように処理すること。
また、土壌全面に不透水性無孔シートを敷くなど、薬剤処理後の灌水による土壌への浸透をさけること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
誤飲などのないよう注意すること。
使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用すること。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けること。
夏期高温時の使用を避けること。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。