スターナ水和剤
特長
細菌病専用防除剤で、既存剤とは異なる作用性を持つ薬剤です。
馬鈴薯・野菜類の軟腐病に優れた効果を発揮します。
病原細菌の増殖抑制効果が主体ですので、予防的に散布することで最大限の効果を発揮します
適用と使用方法
2022年11月24日現在
作物名 |
適用病害虫名 |
希釈倍数 |
使用液量 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
オキソリニック酸を含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
稲 |
もみ枯細菌病 |
20倍 |
- |
浸種前 |
1回 |
10分間 |
1回 |
7.5倍 |
乾燥種籾 |
浸種前 |
吹き付け処理 |
||||
もみ枯細菌病 |
400倍 |
- |
24時間 |
||||
苗立枯細菌病 |
200倍 |
||||||
もみ枯細菌病 |
400~800倍 |
48~72時間 |
|||||
200倍 |
5~24時間 |
||||||
浸種後 |
5時間 |
||||||
乾燥種子重量の |
浸種前 |
種子粉衣 |
|||||
苗立枯細菌病 |
乾燥種子重量の |
||||||
なし |
枝枯細菌病 |
1,000倍 |
200~700ℓ/10a |
収穫45日前まで |
3回以内 |
散布 |
3回以内 |
もも |
せん孔細菌病 |
収穫7日前まで |
|||||
小粒核果類 |
かいよう病 |
||||||
すもも |
かいよう病 |
||||||
はくさい |
軟腐病 |
100~300ℓ/10a |
|||||
ブロッコリー |
花蕾腐敗病 |
2,000倍 |
収穫14日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
||
だいこん |
軟腐病 |
1,000倍 |
5回以内 |
5回以内 |
|||
カリフラワー |
2,000倍 |
2回以内 |
2回以内 |
||||
はなっこりー |
収穫前日まで |
||||||
ピーマン |
3回以内 |
3回以内 |
|||||
ねぎ |
収穫7日前まで |
||||||
たまねぎ |
1,000倍 |
5回以内 |
5回以内 |
||||
ばれいしょ |
5回以内 |
||||||
こんにゃく |
腐敗病 |
収穫14日前まで |
6回以内 |
||||
30~100倍 |
種いも |
植付前 |
1回 |
種いも |
|||
レタス |
軟腐病 |
2,000倍 |
100~300ℓ/10a |
収穫7日前まで |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
非結球レタス |
軟腐病 |
収穫14日前まで |
|||||
トレビス |
萎凋細菌病 |
収穫3日前まで |
|||||
エンダイブ |
軟腐病 |
収穫14日前まで |
|||||
セルリー |
3回以内 |
3回以内 |
|||||
パセリ |
2回以内 |
2回以内 |
|||||
チンゲンサイ |
1,000倍 |
収穫7日前まで |
|||||
らっきょう |
3回以内 |
3回以内 |
|||||
さんとうさい |
2,000倍 |
2回以内 |
2回以内 |
||||
アスパラガス |
100~500ℓ/10a |
収穫前日まで |
|||||
ズッキーニ |
軟腐細菌病 |
1,000倍 |
100~300ℓ/10a |
3回以内 |
3回以内 |
||
にんじん |
軟腐病 |
収穫7日前まで |
|||||
きく |
斑点細菌病 |
- |
5回以内 |
5回以内 |
|||
未成熟とうもろこし |
褐色腐敗病 |
収穫前日まで |
3回以内 |
3回以内 |
|||
茶 |
赤焼病 |
200~400ℓ/10a |
摘採7日前まで |
2回以内 |
2回以内 |
||
カラー |
軟腐病 |
30倍 |
球根100kg |
定植前 |
1回 |
球根 |
1回 |
たばこ |
空胴病 |
1,000~1,500倍 |
25~180ℓ/10a |
収穫10日前まで |
2回以内 |
散布 |
2回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
浸漬処理の場合は、籾と薬液の容量比は1:1以上とし、種籾はサラン網など粗目の袋を用い、薬液処理時によくゆすること。
長時間浸漬の場合は、浸漬処理中に1~2回攪拌すること。
粉衣処理は付着をよくするため、湿粉衣とすること。
薬液処理した種籾は、風乾後、水洗いせずに浸種すること。
消毒後の浸種は水槽で行い、水の交換は原則として初めの2日間は行わないこと。
その後水を換える場合は静かに行うこと。
稲に吹付け処理する場合、種子消毒機を使用し、種籾に均一に付着させて乾燥すること。また、塗沫処理の場合は、適当な容器内で種籾を攪拌しながら、薬液を滴下するなどして、種籾に均一に付着させること。
カラーに吹き付け処理する場合、噴霧器を使用し、球根全体に薬液を付着させること。また、薬剤処理後、風乾してから球根を定植すること。
野菜類の細菌病に使用する場合、多発条件下では効果が劣る例もみられるので注意すること。
適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
誤飲、誤食などのないよう注意すること。
誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。
本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。
本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗すること。
使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすること。
魚毒性
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