ホクサンの製品情報

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殺虫殺菌剤 農業用

土壌くん蒸剤

DC油剤

登録番号

22031

毒性

劇物

消防法

第2石油類

有効年限

3年

成分

1,3-ジクロロプロペン…97.0%

性状

淡黄色澄明液体

包装

20ℓ×1

SDS

特長

有効成分を高濃度に含有しているので使用量が少なくすみ省力的です。

地温が低くても(5°C)ガス化するので春先や秋季でも効果を発揮します。

防除しにくいネグサレセンチュウ、シストセンチュウにも効果があります。

適用と使用方法

2021年9月現在

作物名

適用病害虫名

使用量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

D-Dを含む農薬の総使用回数

ブロッコリー
カリフラワー

テンサイシストセンチュウ

20ℓ/10a
(1穴当り2㎖)

作付の10〜15日前まで

1回

全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。

1回

はくさい
ほうれんそう
キャベツ

     

レタス
非結球レタス
非結球あぶらな科葉菜類
せり科葉菜類
きゅうり
すいか
いちご
トマト
ミニトマト
メロン
かぼちゃ
なす
ピーマン
とうがらし類
まくわうり
だいこん
はつかだいこん
にんじん
かぶ
ごぼう
てんさい
こんにゃく
さといも

ネコブセンチュウ
ネグサレセンチュウ
コガネムシ類幼虫

15〜20ℓ/10a
(1穴当り1.5〜2㎖)

1)全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。
2)作条処理
は種又は植付前にあらかじめ予定された溝に30cm間隔に所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。

らっかせい
しょうが
やまのいも
みょうが(花穂)
みょうが(茎葉)
しそ
しそ(花穂)
バジル
うど
薬用にんじん
食用ぎく
オクラ
にがうり
もりあざみ
らっきょう
みしまさいこ
さやいんげん
にら
つるむらさき

ねぎ

     

ネダニ類

20ℓ/10a
(1穴当り2㎖)

全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。

うり類
(漬物用)

センチュウ類
コガネムシ類幼虫

15〜20ℓ/10a
(1穴当り1.5〜2㎖)

1)全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。
2)作条処理
は種又は植付前にあらかじめ予定された溝に30cm間隔に所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。

だいず
えだまめ

ダイズシストセンチュウ

20ℓ/10a
(1穴当り2㎖)

   

豆類
(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげんを除く)

ネコブセンチュウ
ネグサレセンチュウ

15〜20ℓ/10a
(1穴当り1.5〜2㎖)

ばれいしょ

   

ジャガイモシストセンチュウ

30〜40ℓ/10a
(1穴当り3〜4㎖)

青枯病
そうか病

全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土し、ポリエチレン、ビニール等で被覆する。

ジャガイモシロシストセンチュウ

40ℓ/10a
(1穴当り4㎖)

全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し、直ちに覆土鎮圧する。

かんしょ

ネコブセンチュウ

15〜30ℓ/10a
(1穴当り1.5〜3㎖)

1)全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。
2)作条処理
は種又は植付前にあらかじめ予定された溝に30cm間隔に所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。

ネグサレセンチュウ
コガネムシ類幼虫

15〜20ℓ/10a
(1穴当り1.5〜2㎖)

ネコブセンチュウ

20ℓ/10a
(1穴当り2㎖)

全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し、直ちに覆土鎮圧する。

花き類・観葉植物
(きくを除く)

ネコブセンチュウ
ネグサレセンチュウ
コガネムシ類幼虫

15〜20ℓ/10a
(1穴当り1.5〜2㎖)

1)全面処理
耕起整地後、縦横30cm間隔の碁盤の目に切り千鳥状に深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。
2)作条処理
は種又は植付前にあらかじめ予定された溝に30cm間隔に所定量の薬液を注入し直ちに覆土鎮圧する。

きく

ネグサレセンチュウ

15〜40ℓ/10a
(1穴当り1.5〜4㎖)

ネコブセンチュウ
コガネムシ類幼虫

15〜20ℓ/10a
(1穴当り1.5〜2㎖)

樹木類

ネコブセンチュウ
ネグサレセンチュウ
コガネムシ類幼虫

植付の10〜15日前まで

すぎ(は種床)
すぎ(床替床)
ひのき(は種床)
ひのき(床替床)

イシュクセンチュウ
ネコブセンチュウ
ネグサレセンチュウ
コガネムシ類幼虫

作付の10〜15日前

たばこ

ネコブセンチュウ
ネグサレセンチュウ

20ℓ/10a
(1穴当り2㎖)

作付の30日前まで

1)全面処理
耕起整地後、30cm×30cm間隔で地表面から深さ15cmに所定量の薬液を注入し、直ちに注入口をふさぎ、鎮圧する。

4〜6ℓ/10a
(1穴当り1.3〜2㎖)

作付の30〜45日前まで

2)畦内処理
植付前、畦立・畦面被覆後に、植付予定位置の深さ15〜20cmに所定量の薬液を注入し、直ちに覆土鎮圧する。
但し、ガス抜きは行わないこと。

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

土壌中にガスを十分拡散させるため、耕起、整地はていねいに行うこと。

生育中の作物には薬害を生ずるおそれがあるので使用しないこと。

処理は原則として作付の10〜15日前に行い、作付の3〜4日前に畑を耕起して十分にガス抜きをすること。ガス抜きが不十分な場合には薬害を生ずるおそれがあるので注意すること。

処理後大雨があったり、土壌が重粘土質で通気の悪い所では、ガス抜きを特に念入りに行うこと。

温度の低い時、薬量を多くした時は、注入から作付までの期間を少なくとも1週間くらい長くすること。

処理後、未消毒の土がなるべく混入しないよう注意すること。

ばれいしょのそうか病に対しては、地温が低いと効果が不十分な場合があるので注意すること。

茶葉を収穫する茶樹成木には使用しないこと。
また、茶樹幼木に使用する場合は、翌年に茶葉を収穫しないこと。

ミツバチの巣箱周辺での使用は避けること。

処理後の放置期間と効果、薬害との関係は、土壌の種類、腐植土の多少、温度、土壌水分、作物の種類によって一様でないので本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意すること。特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。

火気をさけ、種子、苗、肥料及び他の農薬などと隔離し、直射日光があたらない鍵のかかる低温で乾燥した場所に密栓して保管すること。

安全使用上の注意

医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、保温して安静にしながら、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には通風の良好な場所で足を高くし、顔を横に向け、体を暖め、頭部を冷やして安静にしながら、直ちに医師の手当を受けること。

本剤は眼に対して強い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。

本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

本剤の投薬及びガス抜き作業の際は吸収缶(活性炭入り)付き防護マスク、不浸透性手袋、保護眼鏡及び長ズボン・長袖の作業衣を着用し、薬液が皮膚に付着したり、揮散したガスを吸い込んだり、また薬液やガスが眼に入らないよう注意すること。

作業に際してはガスに暴露しないように風向き等を十分に考慮すること。特に住宅付近での使用にあたっては十分注意すること。

作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。

作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

本剤が衣服等に付着した場合には直ちに着替え、本剤が付着した衣服等は他のものとは分けて洗濯し、臭気が抜けるまでは身に付けないこと。

作業中及びくん蒸中の圃場へ小児等作業に関係のないものや家畜、家禽が立ち入らないよう十分に注意すること。

街路、公園等で使用する場合は、作業中及びくん蒸中に小児や作業に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。

魚毒性

水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼす恐れがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。養殖池周辺での使用は避けること。

使用量に合わせ秤量し、使いきること。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。