エンドタールK液剤
特長
効果の発現が早く、土壌中で速やかに分解します。
散布してから4~5日後にはオーバーシーディングができます。
コアリングの直後にも使用できます。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
エンドタールを含む農薬の総使用回数 |
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薬量 |
希釈水量 |
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日本芝 |
スズメノカタビラ |
芝休眠期 |
8~12ℓ/10a |
200ℓ/10a |
3回以内 |
散布 |
6回以内 |
西洋芝 |
芝生育期 |
2~6ℓ/10a |
6回以内 |
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西洋芝 |
春夏期芝生育期 |
1~2ℓ/10a |
100ℓ/10a |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
本剤は、生育期のスズメノカタビラに有効なので、雑草の発生後に均一に散布すること。
本剤使用の際は、展着剤を加用すると効果的である。
散布直後の多量の降雨は効果を減ずるので、天候を見極めてから散布すること。
張り芝直後又は播種後6ヶ月未満の芝地、干害、異常低温、高温障害を受けた芝草への散布は、薬害を生ずる恐れがあるので使用しないこと。
ブルーグラスで使用する場合は次の事項に注意すること。
①スズメノカタビラを徐々に防除するためには、所定量の範囲内の低薬量で数回散布すると有効である。
②本剤の使用により芝草に黄変、葉先枯れなどの薬害を生じることがあるが、やがて回復し、その後の生育に対する影響は認められていない。
③芝草に薬害を生じた場合、2回目以降の散布は薬害症状が回復した後に行うこと。
④気温27℃以上の高温時の散布は薬害を生じる恐れがあるので使用しないこと。
⑤本剤は砂質土の芝地では薬害を生じる恐れがあるので、所定量の範囲内の低薬量で使用すること。
ベントグラスで使用する場合は次の事項に注意すること。
①スズメノカタビラを徐々に防除するため、所定量の範囲内の薬量で数回散布すること。
②本剤の使用により芝草に黄変、葉先枯れなどの薬害を生じることがあるが、やがて回復し、その後の生育に対する影響は認められていない。
③芝草に薬害を生じた場合、2回目以降の散布は薬害症状が回復した後に行うこと。
周辺作物や有用植物に薬液が飛散すると薬害を生じる恐れがあるので、飛散しないように注意して散布すること。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
②関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には直ちに水洗すること。
本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。