ゲザガード50
特長
非ホルモン・吸収移行型の除草剤で、根部や茎葉部から吸収され植物の光合成および炭水化物の生成を阻害し、除草効果を示します。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
適用土壌 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
プロメトリンを含む農薬の総使用回数 |
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薬量 |
希釈水量 |
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だいず |
畑地一年生雑草 |
は種直後 |
砂壌土~埴土 |
100~200g/10a |
50~100ℓ/10a |
1回 |
全面土壌散布 |
1回 |
らっかせい |
2回以内 |
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とうもろこし |
1回 |
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キャベツ |
定植活着直後 |
うね間土壌散布 |
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麦類 |
は種直後 |
150~200g/10a |
全面土壌散布 |
2回以内 |
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にんじん |
100~200g/10a |
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桑 |
雑草発生初期 |
200~300g/10a |
2回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
本剤を使用する場合は、砕土、は種、覆土を丁寧に行い、均一に散布すること。
雑草が大きくなると効果が劣るので、雑草の発生前、或いは発生直後に処理すること。
多年生雑草、土中に深くから発生してくる雑草や既に発生して大きくなった雑草には効果が劣るので使用しないこと。
砂質土又は水はけのよい土壌では薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。
付近に作物がある場合は、散布液が飛散してかからないように注意して散布すること。
キャベツに使用する場合には、薬液が直接作物にかからないように注意してうね間に散布すること。また、高温時及び散布後高温が予想されるような条件下では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけること。
北海道の大豆、いんげんまめ、小豆に使用する場合は、100~150g/10aを標準とするとともに、高温時及び散布直後に降雨が予想される条件下では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけること。
桑園の雑草発生初期散布では200g/10a、夏切後雑草盛期散布には300g/10aの使用量を標準とする。
蚕に対して影響があるので、給桑葉にかからないように注意すること。
散布終了後、散布液を調製した容器及び散布器具は、十分水で洗うこと。
本剤の使用にあたっては、使用量・使用器具・使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導をうけることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗いし、眼科医の手当を受けること。
本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意すること。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗顔・うがいをするとともに衣服を交換すること。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。