ベルーガフロアブル

登録番号 |
24170 |
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毒性 |
- |
消防法 |
- |
有効年限 |
4年 |
成分 |
ピリミノバックメチル…1.7% |
性状 |
類白色水和性粘稠懸濁液体 |
包装 |
500㎖×20 2ℓ×6 5ℓ×4 |
特長
新規有効成分のフェンキノトリオンを配合し、ミズアオイをはじめ、ノビエ、オモダカ等の問題雑草に幅広く効果を示します。
SU抵抗性雑草にも高い効果を示します。
水稲に対する安全性が高く、直播水稲の場面で、は種直後からの使用が可能です。
適用と使用方法
2021年9月現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ピリミノバックメチルを含む農薬の総使用回数 |
フェンキノトリオンを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
一年生雑草 |
移植時 |
500㎖/10a |
1回 |
田植同時 |
2回以内 |
2回以内 |
移植直後~ |
原液湛水散布 |
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直播水稲 |
一年生雑草 |
は種直後~ |
原液湛水散布 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
本剤の使用に当っては、使用前に容器をよく振ること。
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに、時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布すること。ミズガヤツリ、ウリカワ、ヘラオモダカ、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、ホタルイは3葉期まで、オモダカは発生始期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期までが本剤の散布適期である。
オモダカは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用すること。
苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなうこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなうこと。
原液湛水散布の場合は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)のまま水田全面にゆきわたるように散布すること。散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、入水は静かにおこなうこと。
水口施用の場合は、入水時に水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させること。処理後田面水が通常の湛水状態(水深3~5cm)に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないように注意すること。
藻類・表層はく離などの水面浮遊物が多い場合は、本剤の拡散が不十分になるおそれがあるため水口施用をさけ、本田内で水田全面に散布すること。
水口に対して風速5m/sを超える向かい風が吹いている場合は、本剤の拡散が不十分になるおそれがあるため水口施用をさけること。
以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
①砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2cm/日以上)
②軟弱苗を移植した水田
③極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
④植穴の戻りの悪い水田
直播水稲の入水後に使用する場合には、除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、水持ちの安定した後に散布すること。
梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけること。
散布後の数日間に著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていない。
散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないこと。
本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意すること。
蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
散布の際は不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。