メガゼータ1キロ粒剤
特長
ノビエを始め一年生広葉雑草、カヤツリグサ科など幅広い雑草に効果を示す2成分の除草剤です。
SU抵抗性雑草に対しても効果を示します。
高葉齢(3葉期)のノビエにも高い効果を示します。
ピラクロニルの作用で効果の発現が速い除草剤です。
適用と使用方法
2022年1月7日現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ピラクロニルを含む農薬の総使用回数 |
プロピリスルフロンを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
水田一年生雑草 |
移植時 |
1kg/10a |
2回以内 |
田植同時散布機で施用 |
2回以内 |
2回以内 |
移植直後〜 |
湛水散布 |
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直播水稲 |
水田一年生雑草 |
稲1葉期〜 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに時期を失しないように使用すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に使用するように注意すること。
ホタルイ、ウリカワ、ヘラオモダカ、ミズガヤツリは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始期まで、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生始期まで、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、シズイは草丈3cmまで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が本剤の散布適期である。
散布の際は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3〜5cm)で、まきむらが生じないように均一に散布すること。また、極端な浅水や深水での使用はさけること。
散布後3〜4日間はそのまま湛水を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、入水は静かにおこなうこと。
浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなうこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなうこと。
本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は、次の注意を守ること。
①散布は散布機種の散布基準に従って実施すること。
②専用の粒剤散布装置によって湛水散布すること。
③事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整すること。
④散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から5m離れた位置からほ場内に散布すること。
⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。
直播水稲で使用する場合、稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので注意すること。
以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
①砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)。
②軟弱な苗を移植した水田。
③極端な浅植えの水田。
著しい多雨条件では除草効果が低下する場合があるので使用はさしひかえること。
散布田の田面水を他の作物に灌水しないこと。
本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分に注意すること。
いぐさ栽培予定水田では使用しないこと。
本剤は、移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用すること。
前処理剤との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布すること。
オモダカ、クログワイ、コウキヤガラ、シズイは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さない場合があるので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意すること。
散布後は水管理に注意すること。
散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。