ロロックス
登録番号 |
22897(300g・1kg包装) |
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毒性 |
- |
消防法 |
- |
有効年限 |
4年 |
成分 |
リニュロン…50.0% |
性状 |
類白色水和性粉末45µm以下 |
包装 |
100g×60 300g×40 1kg×20 |
特長
本剤は非ホルモン型の除草剤で、各種の雑草に有効です。
残効性が長く、土壌が乾燥していても比較的効果が出やすい性質をもっています。
発生初期の雑草にも効果を示します。
適用と使用方法
2023年11月8日現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
リニュロンを含む農薬の総使用回数 |
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薬量 |
希釈水量 |
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りんご |
一年生雑草 |
雑草発生前~発生始期 |
300g/10a |
70~150ℓ/10a |
1回 |
全面土壌散布 |
1回 |
なし |
雑草発生前~発生始期 |
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麦類(秋播) |
は種後~発芽前 |
100~200g/10a |
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だいず |
は種直後~出芽前 |
2回以内 |
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本葉3葉期以降 |
雑草茎葉兼土壌散布(畦間・株間処理) |
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いんげんまめ |
は種直後 |
100~150g/10a |
全面土壌散布 |
1回 |
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べにばないんげん |
は種後出芽前 |
75~100g/10a |
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らっかせい |
は種直後 |
100~200g/10a |
|||||
ソルガム |
は種直後 |
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にんじん |
は種直後 |
2回以内 |
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にんじん3~5葉期 |
100~150g/10a |
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かんしょ |
苗移植前まで |
150~200g/10a |
2回以内 |
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一年生広葉雑草 |
生育期 |
100~200g/10a |
雑草茎葉兼土壌散布 |
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ばれいしょ |
一年生雑草 |
植付直後~萌芽前 |
全面土壌散布 |
1回 |
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さといも |
植付直後 |
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やまのいも |
2回以内 |
2回以内 |
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生育期 |
畦間土壌散布 |
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やまのいも |
植付直後 |
全面土壌散布 |
2回以内 |
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生育期 |
畦間土壌散布 |
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アスパラガス |
萌芽前 |
150~200g/10a |
1回 |
全面土壌散布 |
2回以内 |
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萌芽始期 |
100~150ℓ/10a |
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一年生広葉雑草 |
生育期 |
100ℓ/10a |
雑草茎葉兼土壌散布 |
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にんにく |
一年生雑草 |
植付前(マルチ前) |
100~150g/10a |
70~150ℓ/10a |
1回 |
全面土壌散布 |
1回 |
植付後~萌芽前 |
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ねぎ |
定植後 |
畦間土壌散布 |
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一年生広葉雑草 |
定植30日後以降 |
75~150g/10a |
100ℓ/10a |
雑草茎葉散布 |
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あさつき |
一年生雑草 |
植付直後~萌芽前 |
150g/10a |
70~150ℓ/10a |
全面土壌散布 |
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にら |
収穫30日前まで(雑草発生前) |
100~150g/10a |
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らっきょう |
種球植付後 |
150g/10a |
畦間土壌散布 |
3回以内 |
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生育期 |
2回以内 |
全面土壌散布 |
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セルリー |
定植後 |
100~150g/10a |
1回 |
畦間土壌散布 |
1回 |
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とうき |
中耕・培土後 |
100g/10a |
2回以内 |
2回以内 |
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たらのき |
中耕・培土後 |
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食用ゆり |
植付後萌芽前 |
100~150g/10a |
1回 |
全面土壌散布 |
1回 |
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みつば |
は種後出芽前 |
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はっか |
収穫120日前まで |
100g/10a |
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おうぎ |
は種後出芽前 |
100~150g/10a |
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ごま |
100~200g/10a |
100ℓ/10a |
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桑 |
4~10月 |
70~150ℓ/10a |
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そば |
は種後出芽前 |
100g/10a |
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えごま(種子) |
本葉5葉期以降中耕後 |
100ℓ/10a |
畦間土壌散布 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
本剤の所定量を10a当たり70~150ℓの水に加え、十分かきまぜてから均一に散布すること。
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
生育の進んだ雑草には効果が劣る場合があるので、時期を失しないように散布すること。
砂質で水はけのよい畑では薬量を控えめにすること。激しい降雨が予想されるときには使用をさけること。
覆土が薄いと薬害がでやすいので覆土はできるだけ細かく砕いて均一厚目に行なうこと。
マルチ栽培、トンネル栽培等での使用は薬害を生じるおそれがあるので、さけること(かんしょ、にんにくのマルチ栽培を除く)。
砂土では使用しないこと。
アスパラガスの畦間・株間処理に使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、擬葉にかからないように散布すること。
雑草茎葉兼土壌散布では、本剤の散布適期は雑草生育期であり、生育の進んだ雑草には効果が劣るので、時期を失しないように散布すること。
作物名 | 雑草の草丈 |
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だいず、えだまめ | 15cm以下 |
アスパラガス、かんしょ | 10cm以下 |
高畦栽培のかんしょに使用する場合、無マルチ栽培の苗移植前処理では効果が低下することがあるので使用をさけること。
ねぎの雑草茎葉散布又は全面散布で使用する場合、展着剤との混用及び7日以内の近接散布は薬害を生じることがあるのでさけること。
にらに使用する場合、薬害を生じるおそれがあるので、本圃の定植後に使用すること。
セルリー、やまのいも及びかんしょに使用する場合、薬液がかかると薬害を生じるので、作物にかからないように畦間に散布すること。
にんじん及びセルリーに使用する場合、高温時は薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。
にんじんの生育期に使用する場合、品種により薬害を生じることがあるので、事前に使用品種における薬害の有無を確認すること。
とうもろこしに使用する場合、スーパースイート系では薬害を生じることがあるので使用をさけること。
たらのきに使用する場合、穂木にかからないように散布すること。
だいず及びえだまめの畦間・株間処理に使用する場合、専用ノズルを使用すること。また、噴口はできるだけ低くし、本葉にかからないように散布すること。
ごまに使用する場合、水田転換畑など過湿になりやすいほ場、土壌が固まりやすいほ場など苗立ちが良くない条件では苗立ちがさらに不良となるおそれがあるので、登録範囲内の低めの薬量で使用すること。
蚕に対して影響があるので、桑葉にはかからないようにすること。
使用後、容器や散布器具は必ず水で十分に洗うこと。
散布器具や容器の洗浄水は河川等に流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理すること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意すること。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落すこと。
散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。
作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼すること。
誤食などのないよう注意すること。誤って飲み込んだ場合には、吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。使用中に異常を感じた時は直ちに医師の手当を受けること。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきること。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。