ジェイソウルジャンボ
特長
新規有効成分サイラとピラゾレートの相乗効果で、ALS阻害剤抵抗性のオモダカ、ミズアオイ、ホタルイ等に高い効果を示します。
強力な白化作用でイボクサ、エゾノサヤヌカグサ等の畦畔侵入雑草にも有効です。
フェントラザミド配合で、ノビエに対して長い残効性を有し、一年生広葉雑草に対しても安定した効果を示します。
適用と使用方法
2021年10月現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
シクロピリモレートを含む農薬の総使用回数 |
ピラゾレートを含む農薬の総使用回数 |
フェントラザミドを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
一年生雑草 |
移植後1日~ |
小包装(パック)10個(450g)/10a |
1回 |
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。 |
2回以内 |
2回以内 |
1回 |
直播水稲 |
一年生雑草 |
稲1葉期~ |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきること。
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ヘラオモダカ(移植水稲)、ミズガヤツリ(移植水稲)は3葉期まで、ホタルイ、ヘラオモダカ(直播水稲)、ミズガヤツリ(直播水稲)、ウリカワ(移植水稲)、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、ウリカワ(直播水稲)は発生始期まで、オモダカは発生前~発生始期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前~再生始期まで、シズイは草丈3㎝まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前までが本剤の散布適期である。
オモダカ、シズイは、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用すること。
処理に当たっては、水の出入りを止めて水深5~6㎝の湛水状態にし、散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。自然減水により田面の一部が露出するようになったら、水尻を止めて通常の水深になるまで水を入れて水口を閉じること。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。
移植または播種前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないよう適期に散布すること。
本剤は小包装(パック)のまま10アール当たり10個の割合で水田に均等に投げ入れること。
稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので、使用をさけること。
浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなうこと。未熟有機物を使用した場合は、特にていねいにおこなうこと。
補植は必ず散布前に行うこと。
藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、部分的な薬害や効果不足を生じる可能性があるので使用をさけること。
パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意すること。
下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
①砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2㎝/日以上)
②軟弱な苗を移植した水田
③極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田
処理後著しい高温が続く場合には、稲にクロロシスを生じる場合があるが、その後の生育に対する影響は認められていない。
本剤はその殺草特性からいぐさ、れんこん、せり、くわい等の生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。
散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。
河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、水管理を適正におこなうこと。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は水溶性フィルムで小包装されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、濡れた手で触らないこと。
水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意すること。
①眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
②かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用すること。
散布後は水管理に注意すること。
空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。