ハーモニーDF
特長
生育期のギシギシに対して、根まで枯らす優れた効果を発揮します。
牧草に対し、春~秋まで幅広く使用できます。
小麦の春処理で、イヌカミツレなどの難防除雑草に優れた効果を発揮します。
適用と使用方法
2023年2月22日現在
作物名 |
適用場所 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
チフェンスルフロンメチルを含む農薬の総使用回数 |
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薬量 |
希釈水量 |
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小麦 |
- |
一年生広葉雑草 |
春播栽培の小麦3~5葉期 |
3~5g/10a |
通常散布 |
1回 |
雑草茎葉散布又は全面散布 |
1回 |
ギシギシ類 |
秋播栽培の幼穂形成期 |
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一年生広葉雑草 |
は種後~節間伸長前 |
5~10g/10a |
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一年生広葉雑草 |
節間伸長開始期~穂ばらみ期 |
3~10g/10a |
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カズノコグサ |
麦1葉期~節間伸長前 |
10g/10a |
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大麦 |
一年生広葉雑草 |
は種後~節間伸長前 |
5~10g/10a |
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牧草 |
牧野、 |
一年生広葉雑草 |
採草21日前まで(雑草生育期) |
3~5g/10a |
通常散布 |
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ギシギシ類 |
新播草地定着後 |
0.5~1g/10a |
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飼料用 |
- |
耕起7日前まで(雑草生育期) |
2~4g/10a |
通常散布 |
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飼料用とうもろこし2~4葉期 |
2g/10a |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
所定量の薬剤を所定量の水に加え、よくかき混ぜてから均一に散布すること。
使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。
調製した薬液は速やかに使用すること。
本剤を連年施用するとスズメノテッポウに効果が劣ることがあるので、有効な薬剤との組み合わせ、又は輪番で使用すること。
麦類に使用する場合、
①必要に応じて展着剤を加用すること。
②薬量5~10gで使用する場合、単用処理では、10アール当り7.5~10g での使用が望まし い。
③体系処理の場合は、必要に応じて有効な前処理剤または後処理剤との組み合わせで使用すること。
④春播栽培の小麦に使用する場合、イネ科雑草には効果が劣るので、イネ科雑草に有効な薬剤との組み合わせで使用すること。
⑤カズノコグサに単用で使用すると効果が劣る場合があるので、必要に応じてイネ科雑草に有効な薬剤との組み合わせで使用すること。
⑥本剤の散布適期はスズメノテッポウ5葉期まで、カズノコグサ1~3葉期であり、 生育の進んだ雑草には効果が劣るので、時期を失しないように散布すること。
牧草に使用する場合、
①本剤はクローバーに薬害を生じるので、これらの牧草には使用しないこと。
②本剤は茎葉処理剤なので、ギシギシの葉が展葉してから散布を行うこと。
③本剤の散布後21日間は採草及び放牧を行わないこと。
④一年生牧草に使用する場合は薬害のおそれがあるため、一年生牧草の5葉期以降に使用すること。
⑤多年生牧草の新播草地では薬害のおそれがあるため、0.5~1gの薬量で使用すること。
⑥0.5~1gの薬量で使用の場合は、実生以外のギシギシ類には効果が劣るので、実生のギシギシ類に対して使用すること。
⑦本剤の新播草地定着後の散布適期はギシギシ類草丈20cm以下であり、生育の進んだ雑草には効果が劣るので、時期を失しないように散布すること。
⑧新品種および新草種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
飼料用とうもろこしに使用する場合、
①有機リン系殺虫剤との混用および7日以内の近接散布は、薬害を生じることがあるのでさけること。
②薬害を生じるおそれがあるので必ず所定量及び使用時期を守り、均一に散布すること。
砂土では使用しないこと。
散布直後に降雨が予想される場合は使用をさけること。
少量散布で使用する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した速度連動式地上液剤散布装置を使用すること。
散布液の飛散や流出によって有用植物に薬害を生じることのないように十分注意して散布すること。なお、必要に応じて飛散防止ノズルを使用して散布すること。
本剤散布に用いた器具類は、タンクやホ-ス内外に薬液が残らないよう使用後できるだけ早く水でよく洗浄し、他の用途に使用する場合、薬害の原因にならないように注意すること。
散布器具や容器の洗浄水は河川等に流さず、環境に影響を与えないよう適切に処理すること。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。使用後は洗眼すること。
本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
魚毒性
この登録に係る使用方法では該当がない。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。