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除草剤 農業用

ジャスタ400FG

登録番号

24741

毒性

消防法

有効年限

4年

成分

シクロピリモレート…7.5%
トリアファモン…1.2%
ピラゾレート…15.0%

性状

淡褐色細粒

包装

1.2kg×8

33,2,27
SDS

特長

新規有効成分サイラとピラゾレートの相乗効果で、ALS阻害剤抵抗性のオモダカ、ミズアオイ、ホタルイ等に高い効果を示します。

強力な白化作用で、イボクサ等の畦畔侵入雑草にも有効です。

トリアファモン配合で、ノビエに対し長期残効性を有し、クログワイ、コウキヤガラ等、幅広い草種に効果を示します。

圃場の大小に関わらず畦畔から散布でき、ドローンでも散布が可能です。短時間に散布できるため、散布労力と時間の低減に貢献します。

適用と使用方法

2023年2月8日現在

作物名

適用雑草名

使用時期

使用量

本剤の使用回数

使用方法

シクロピリモレートを含む農薬の総使用回数

トリアファモンを含む農薬の総使用回数

ピラゾレートを含む農薬の総使用回数

移植水稲

一年生
及び
多年生雑草

移植後1日~
ノビエ3葉期
ただし、
移植後30日まで

400g/10a

1回

湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布

2回以内

2回以内

2回以内

直播水稲

一年生雑草
マツバイ
ホタルイ
ミズガヤツリ
ウリカワ
ヒルムシロ
セリ

稲1葉期~
ノビエ3.5葉期
ただし、
収穫90日前まで

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

使用量に合わせ秤量し、使いきること。

本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期(直播水稲はノビエの3.5葉期)までに時期を失しないように散布すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワは3葉期まで、ミズガヤツリは草丈10cmまで、クログワイは発生前~発生始期まで、オモダカは矢じり葉1 葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前~再生始期まで、コウキヤガラは草丈5cmまで、シズイは草丈3cm まで、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、キシュウスズメノヒエは再生茎3葉期までが本剤の散布適期である。

クログワイ、オモダカ、コウキヤガラ、シズイは、必要に応じて有効な前処理剤または後処理剤と組み合わせて使用すること。

散布に当たっては、水の出入りを止めて、湛水散布の場合は田面に均一に散布し、また、湛水周縁散布の場合は水田周縁部に沿って帯状に散布し、少なくとも散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、田面を露出させないよう注意すること。散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。

本剤を無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守ること。
①散布は使用機種の使用基準に従って実施すること。
②散布に当たっては散布機種にに適合した散布装置を使用すること。
③事前に薬剤の物理性に合わせて散布装置のメタリング開度を調整すること。
④散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう注意すること。
⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意すること。

移植またはは種前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないよう適期に散布すること。

稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので、使用をさけること。

浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行うこと。未熟有機物を使用した場合は、特にていねいに行うこと。

補植は必ず散布前に行うこと。

藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、部分的な薬害や効果不足を生じる可能性があるので、湛水周縁散布をさけ、本田内で水田全面に散布すること。

下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
①砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
②軟弱な苗を移植した水田
③極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田

本剤使用前に、活着遅延を生じるような異常低温が予測されるときは、初期生育の抑制などが生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

処理後著しい高温や低温が続く場合には、稲にクロロシスや黄化を生じ初期生育が抑制される場合があるが、その後の生育に対する影響は認められていない。

薬害を生じるおそれがあるので、後作物としてなす、たまねぎ及びさやえんどうを栽培しないこと。

本剤はその殺草特性からいぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。

散布田の水田水を他の作物に灌水しないこと。

河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、水管理を適正に行うこと。

本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。

安全使用上の注意

本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。

本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。

散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。

作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。

かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。

魚毒性

この登録に係る使用方法では該当がない。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。