ピラクロン300FG
特長
ノビエを始め広葉及びカヤツリグサ科など幅広い雑草に高い効果を示します。
SU抵抗性雑草に対しても幅広い効果を示します。
初中期一発剤や中期剤と体系で使用することにより、難防除雑草に対して優れた効果を発揮します。
効果の発現が非常に速やかです。
圃場の大小に関わらず畦畔から散布でき、ドローンでも散布が可能です。短時間に散布できるため、散布労力と時間の低減に貢献します。
適用と使用方法
2023年11月22日現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ピラクロニルを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
一年生雑草 |
植代後~ |
300g/10a |
1回 |
湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 |
2回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
使用量に合わせ秤量し、使いきること。
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに時期を失しないように使用すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に使用するように注意すること。ホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワは発生始期まで、ヒルムシロは発生期までが本剤の散布適期である。
散布に当たっては、水の出入りを止め5~6cmの湛水状態に保つこと。本剤散布後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。
藻や浮き草が多発している水田では、拡散が不十分となり部分的な薬害や効果不足を生じることがあるので使用をさけること。
浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平作業及び植え付けはていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
軟弱苗を移植した水田、極端な浅植えをした水田、極端な深水となった水田及び砂質土で漏水の大きな水田(減水深2cm/日以上)では、薬害を生じるおそれがあるので使用しないこと。
除草効果が低下するおそれがあるので、著しい降雨が予想される場合には使用を控えること。
本剤を無人航空機で散布する場合は、次の事項に注意すること。
① 散布は使用機種の使用基準に従って実施すること。
② 専用の粒剤散布装置によって湛水散布すること。
③ 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整すること。
④ 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布すること。
⑤ 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないよう十分注意すること。
本剤は、その殺草特性から、いぐさ、れんこん、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意すること。
いぐさ栽培予定水田では使用しないこと。
本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないこと。
空袋等はほ場などに放置せず、適切に処理すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
散布後は水管理に注意すること。
無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意すること。
散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。