レブラスギアジャンボ
特長
ノビエの他、難防除雑草(オモダカ、ホタルイ、シズイなど)に高い効果を発揮する中後期除草剤です。
シズイなどの地下茎(塊茎)産生抑制効果があり、翌年の密度低減が期待できます。
北海道では「移植20日以降~ノビエ4葉期」でのご使用をお願いいたします。(北海道指導参考事項)
適用と使用方法
2024年12月11日現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
シクロピリモレートを含む農薬の総使用回数 |
テフリルトリオンを含む農薬の総使用回数 |
メタゾスルフロンを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
一年生雑草 |
移植後14日~ノビエ4葉期 |
小包装(パック)10個(300g)/10a |
1回 |
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる。 |
2回以内 |
2回以内 |
2回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきること。
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ4葉期までに時期を失しないように使用すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に使用すること。ホタルイは花茎20cmまで、ウリカワは5葉期まで、ミズガヤツリは草丈20cmまで、ヘラオモダカは3葉期まで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは再生期まで、オモダカは矢じり葉4葉期まで、クログワイは草丈50cmまでが本剤の使用適期である。
浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除くこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
使用に当たっては、水の出入りを止めて5~6cmの湛水状態に保つこと。使用後は少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、また、使用後7日間は落水、かけ流しはしないこと。
本剤は小包装(パック)のまま10アール当たり10個の割合で水田に均等に投げ入れること。
藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性があるので使用をさけること。
下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
①砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
②軟弱な苗を移植した水田
③極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
パックに使用しているフィルムは水溶性なので、濡れた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意すること。
本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意すること。
本剤使用後の田面水を他作物に灌水しないこと。
いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないこと。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。
安全使用上の注意
本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、濡れた手で触らないこと。
水溶性フィルム包装が破袋した場合は以下の点に注意すること。
①眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。
②かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用すること。
散布後は水管理に注意すること。
空袋等は、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。