ピラクロンジャンボ
登録番号 |
23733 |
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毒性 |
− |
消防法 |
− |
有効年限 |
5年 |
成分 |
ピラクロニル…6.0% |
性状 |
類白色粒状 水溶性パック入り 1パック30g |
包装 |
(30g×10) ×20 12kg×1 |
特長
ノビエを始め広葉及びカヤツリグサ科など幅広い雑草に高い効果を示します。
SU抵抗性雑草に対しても幅広い効果を示します。
初中期一発剤や中期剤と体系で使用することにより、難防除雑草に対して優れた効果を発揮します。
効果の発現が非常に速やかです。
適用と使用方法
2023年11月22日現在
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
使用量 |
本剤の使用回数 |
使用方法 |
ピラクロニルを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 |
一年生雑草 |
植代後~移植7日前 |
小包装(パック)10個(300g)/10a |
1回 |
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる |
2回以内 |
ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。
注意事項
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに時期を失しないように使用すること。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に使用するように注意すること。ホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワは発生始期まで、ヒルムシロは発生期までが本剤の散布適期である。
著しい多雨条件では、除草効果が低下する場合があるので使用はさけること。
散布に当たっては、水の出入りを止め5~6cmの湛水状態を保つこと。本剤散布後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らせたりしないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。
本剤は小包装(パック)のまま、10アール当たり10個の割合で水田に均等に投げ入れること。
パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することがないようにすること。
藻や浮き草が多発している水田では、拡散が不十分となり部分的な薬害や効果不足を生じることがあるので使用をさけること。
浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平作業及び植え付けはていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
・軟弱な苗を移植した水田
・極端な浅植えをした水田
・極端な深水となった水田
・砂質土で漏水の大きな水田(減水深2cm/日以上)
本剤は、その殺草特性から、いぐさ、れんこん、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意すること。
いぐさ栽培予定水田では使用しないこと。
本剤を使用した水田の田面水は、他作物の灌水に用いないこと。
空袋等はほ場などに放置せず、適切に処理すること。
本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用すること。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、通常の使用方法ではその該当がない。ただし、濡れた手で触らないこと。
魚毒性
水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう注意して使用すること。
散布後は水管理に注意すること。
空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。