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植物成長調整剤 農業用

スミセブンP液剤

スミセブンP液剤

登録番号

18009

毒性

消防法

有効年限

4年

成分

ウニコナゾールP…0.025%

性状

無色透明水溶性液体

包装

500㎖×20

特長

トリアゾール系の植物成長調整剤です。

ジベレリンの生合成を阻害し、節間伸長抑制と着花促進に効果があります。

苗の徒長を防止しますので、育苗時の苗ずらし作業や水管理が楽になります。

苗がらみや、植えいたみを少なくし、移植作業の効率がよくなります。

適用と使用方法

2022年7月現在

作物名

使用目的

希釈倍数

使用液量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

適用地帯

ウニコナゾールPを含む農薬の総使用回数

いちご
(とよのか(促成栽培))

徒長防止による健苗育成

50倍

10㎖/株(4号鉢)
(原液0.2㎖/株)

低温暗黒処理7日前〜直前

1回

茎葉散布

1回

てんさい

育苗期の伸長抑制

10〜20倍

ペーパーポット1冊当り50㎖
(原液2.5〜5㎖/冊)

本葉抽出期
(本葉長2mm以上)〜移植2週間前

100倍

ペーパーポット1冊当り500㎖
(原液5㎖/冊)

キャベツ

250〜1,000倍

セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60㎝、使用土壌約1.5~4ℓ)当り50~100㎖

定植前
子葉展開期〜本葉3葉期

は種後出芽前

土壌灌注

レタス

定植前
子葉展開期〜本葉2葉期

茎葉散布

は種後出芽前

土壌灌注

トマト

100~200倍

定植前
子葉展開期~本葉2葉期

茎葉散布

水稲

育苗期の徒長防止

250〜350倍

籾と薬液の容量比1:1以上

催芽前
(種子消毒後)

15〜24時間
種子浸漬

2回以内
(種子浸漬は1回以内、本田では1回以内)

きく
(ポットマム)

節間の伸長抑制
(矮化)

25〜50倍

5〜10㎖/5号鉢
(原液0.1〜0.2㎖/5号鉢)

摘芯10日後頃

2回以内

茎葉散布

2回以内

50〜100倍

50〜100㎖/5号鉢
(原液1㎖/5号鉢)

土壌灌注

ポインセチア

15〜25倍

5〜10㎖/5号鉢
(原液0.3〜0.5㎖/5号鉢)

茎葉散布

アゲラタム

茎葉の伸長抑制による小型化

5〜10倍

0.5㎖/株

育苗期
本葉2〜4葉期

1回

1回

インパチェンス

10倍

2㎖/株

鉢上後

金魚草

50倍

0.5〜1㎖/株

育苗期
本葉2〜4葉期

けいとう

25倍

0.5㎖/株

サルビア

12.5〜25倍

パンジー

50〜100倍

ヒペリカム
(鉢栽培)

12.5〜50倍

5〜10㎖/5号鉢

育苗期
(萌芽10日後、萌芽30日後及び萌芽50日後)

3回

3回以内

ゼラニウム

25〜50倍

0.5〜1㎖/株

育苗期
本葉2〜4葉期

1回

1回

日々草

50倍

定植後
本葉3〜4節時

はぼたん

10倍

2㎖/株

育苗期
本葉2〜4葉期及び鉢上後

2回

2回以内

ペチュニア

25〜50倍

0.5〜1㎖/株

育苗期
本葉2〜4葉期

1回

1回

まつばぼたん

12.5〜25倍

0.5〜2㎖/株

マリーゴールド

10倍

5〜10倍

鉢上後

シンフォリカルポス
(鉢栽培)

12.5〜25倍

5〜15㎖/5号鉢

鉢上時(摘心時)、鉢上後約20日及び鉢上後約40日

3回

3回以内

つつじ類
(鉢栽培)

節間の伸長抑制(矮化)および着蕾数増加

15〜20倍

5〜10㎖/5号鉢
(原液0.3〜0.5㎖/5号鉢)

新梢伸長初期

2回以内

2回以内

作物名

使用目的

使用液量

使用時期

本剤の使用回数

使用方法

適用地帯

ウニコナゾールPを含む農薬の総使用回数

たまねぎ

育苗期の伸長抑制

トレー(30cm×60cm)
1枚当り原液1〜2.5㎖

は種時

1回

培養土混和
(原液を水で希釈し、育苗培養土に均一に混和してトレーに土詰め後、は種する。

北海道

1回

ラベルをよく読み、ラベルの記載以外には使用しないで下さい。

注意事項

使用量に合わせ薬液を調製し、使いきること。

本剤の所定量を所定量の水にうすめ、よくかきまぜてから散布または灌注すること。

他の薬剤との混用はさけること。

栽培管理が不適当な場合は、十分な効果が得られないことや効果が強すぎて生育が遅れることがあるので、適切な栽培管理のもとで使用すること。

本剤の伸長抑制効果は、作物の種類や品種、栽培条件、処理方法などによって異なるが、一般に使用薬量が多いほど効果が高くなる傾向があるので、希望する抑制程度に合わせて所定範囲内で決めること。

茎葉散布の場合は植物体全体、とくに新葉部に均一にかかるように散布すること。

土壌灌注により処理する場合は所定量の水にうすめ、鉢土全体に均一に灌注すること。土壌が過湿状態の時は使用をさけること。

いちごに使用する場合は、次の事項を守ること。
①生育に影響を及ぼすので、所定の作型、使用時期等以外では使用しないこと。
②充実の悪い苗には使用しないこと。
③親株には使用しないこと。

きく(ポットマム)、ポインセチア、つつじ類に使用する場合は、本剤の使用薬量が多くなるほど開花時期が遅れる傾向があるので留意すること。

レタスに使用する場合は、早期の処理ほど生育が遅れる場合があるので留意すること。

たまねぎに使用する場合は、必ず、原液を育苗培養土調製時に加える水にうすめ、育苗培養土に均一に混和すること。

アゲラタム、インパチェンス、金魚草、けいとう、サルビア、ゼラニウム、日々草、パンジー、はぼたん、ペチュニア、まつばぼたん、マリーゴールドに使用する場合は、栽培条件や、使用時期などによって定植後の回復、開花率や開花時期、花径等への影響がでる場合があるので、留意すること。

シンフォリカルポスに使用する場合は、散布後液溜まりとなった部分に一過性の黒変症状が観察される場合があるので留意すること。

適用作物以外の作物にも影響を及ぼすので、周辺の作物に薬液がかからないように注意して散布すること。

適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。

本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には使用する作物で予備試験を行うか又は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。

取扱及び保管上の注意、漏出時の措置、廃棄上の注意、輸送上の注意、火災時の措置については、「農薬の取扱いについて」ページを参照すること。

安全使用上の注意

本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意すること。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。使用後は洗眼すること。

使用の際は不浸透性手袋などを着用すること。

魚毒性

この登録に係る使用方法では該当がない。

ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。