水稲用育苗培土
くみあい軽良培土成苗用
特長
軽良培土成苗用は粉粒状で成苗ポット、ポットシートに適した培土です。pHは育苗に適した4.5~5.0に調整してあり、は種プラントの適応性に優れています。
肥料成分添加量(g)
2021年9月現在
肥料成分 |
N |
P2O5 |
K2O |
MgO |
---|---|---|---|---|
1kg当たり(約) |
0.37 |
0.74 |
0.59 |
0.14 |
1箱当たり(約) |
0.5 |
1.0 |
0.8 |
0.2 |
1袋からとれる箱数(目安)
2021年9月現在
用途 |
箱数/20kg |
箱数/500kg |
---|---|---|
床土のみ使用 |
約15.5箱 |
約387.5箱 |
使用法(みのる式成苗ポットの場合)
成苗ポットに培土をすり切りまで詰めます。
掻き取りブラシで深さ2mmになるよう掻き取って下さい。
培土を十分な深さまで鎮圧します。(9mm程度が望ましい深さです。鎮圧が不十分だと、覆土が浅くなり根上りを起こす原因となります)。
消毒した催芽籾を1穴当たり2~4粒ずつ、は種して下さい。
覆土は、粒状ふくど、軽良培土かけ土用またpHを4.5~5.0に調整した慣行土(苗代土、山土等)を、箱面すり切りまで覆土して下さい。
かん水は成苗ポットの底まで、十分水がしみるまで(1箱当たり約1.2ℓ程度)行って下さい。
他の育苗形式については、各様式の手順に従って一連の作業を行って下さい。
使用上の注意
健苗育成および苗立枯病防除にタチガレン剤やタチガレエースM剤を使用し、かびの防除は防除基準に従って適正に行って下さい。
置床から養分を吸収しますので、置床のpHの矯正、施肥、タチガレエースM剤などの施用が必要です。
育苗中はかん水の過不足に注意し、適正な水管理を行って下さい。(成苗ポットは乾きやすいので、かん水には十分注意して下さい)。
水分が高いので冬期凍結することがありますが、ご使用の場合は早めに、暖かいハウス等に搬入し解凍してご使用下さい。
堆積による圧縮、固結等が生じた場合は、ほぐしてからご使用して下さい。
〔その他の注意事項〕
育苗中はかん水の過不足に注意し、適正な水管理を行って下さい。
雨や直射日光を避け、高温にならない、かつ冬期に凍結しない場所に保管して下さい。
荷崩れが起こらないように、保管して下さい。
開封後は使い残りのないように、全量使い切って下さい。使い残りの培土の品質は保証できません。
一度使用した培土は、培土の化学性および物理性が変わりますので、繰り返し育苗に使用しないで下さい。
使用方法および使用上の注意に従って使用して下さい。
育苗中の病害虫防除については、慣行に従って防除して下さい。
詳しい使い方については、地区農業技術指導機関または農協にご相談下さい。
フレキシブルコンテナ 取扱い上の注意
フレキシブルコンテナ取扱いの際は、作業時の落下あるいは破損等における労働災害を防止するため、次の事項を厳守し、安全な作業をお願いいたします。
ご使用前に必ず以下について、入念な点検をお願いします。
○吊り部および接合部がすり切れていないか、糸のほつれや吊り部と本体がとれかけていないか。
○本体側面および底部に傷や穴などがないか。
○各部縫い目にほつれがないか。
保管方法
○日光の当たらない屋内保管を原則とし、下にパレットなどを敷き地面に直接置かないでください。
やむをえず屋外で保管するときには、紫外線を通さないシートなどをかけ、たるみが無いようにロープなどで固定(風スレ対策)してください。
一般のブルーシートは紫外線を通します。直射日光にさらすと劣化をきたしフレキシブルコンテナの損傷の原因となります。
雨水の侵入があると品質低下の原因となります。
○フレキシブルコンテナのはい積みは2段以下とし、ひな壇積みをしてください。
荷崩れの危険性があります。また、荷重がかかると培土が固まった状態になることがあります。
○保管状態によっては、フレキシブルコンテナに結露が発生しますので、適切な処置をお願いいたします。
運搬・吊り上げ作業
○使用する作業機械は十分に整備し、作業に必要な資格を取得して使用してください。
○吊り上げて移動するときは走行路の凸凹のないところを静かに走行してください。
また底部を引きずらないように作業してください。
○吊り部に荷重が均等にかかるように、吊り部を集結させ水平に吊り上げてください。
○フレキシブルコンテナの下および運動範囲には絶対に入らないよう気を付けてください。
○吊り位置がずれないようにアタッチメントなどで固定してください。
○角ばった爪に直接フレキシブルコンテナを吊り上げると、吊り部とロープやベルトが損傷するおそれがありますので、専用のアタッチメント又は布やゴムなどを巻いてご使用ください。
○斜め吊り、横引き、片吊り、急激な吊り上げ・吊り下げは破損の原因になりますので、お止めください。
排出作業
○フレキシブルコンテナの下には絶対入らないでください。
○排出が進むにつれて、本体が垂れ下がるので少しずつ吊り上げながら作業を行ってください。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。