水稲用育苗培土
くみあい成苗培土H
特長
成苗培土Hは粉粒状で成苗ポット、ポットシート及び型枠用に適した培土です。pHは育苗に適した4.5~5.0に調整してあり、は種プラントの適応性に優れています。
肥料成分添加量(g)
2021年9月現在
肥料成分 |
N |
P2O5 |
K2O |
MgO |
---|---|---|---|---|
1kg当たり(約) |
0.34 |
0.68 |
0.54 |
0.14 |
1箱当たり(約) |
0.5 |
1.0 |
0.8 |
0.2 |
1袋からとれる箱数(目安)
2021年9月現在
用途 |
箱数/20kg |
---|---|
床土のみ使用 |
約14.0箱 |
床土・覆土両方使用 |
約11.0箱 |
ポットシート |
約11.0箱 |
使用法(みのる式成苗ポットの場合)
成苗ポットに培土をすり切りまで詰めます。
掻き取りブラシで深さ2mmになるよう掻き取って下さい。
培土を十分な深さまで鎮圧します。(9mm程度が望ましい深さです。鎮圧が不十分だと覆土が浅くなり根上りを起こす原因となります)。
消毒した催芽籾を1穴当たり2~4粒ずつ、は種して下さい。
覆土は成苗培土H、粒状ふくど、軽良培土かけ土用またはpHを4.5~5.0に調整した慣行土など(苗代土、山土等)を、箱面すり切りまで覆土して下さい。
かん水は成苗ポットの底まで、十分水がしみるまで(1箱当たり約1.2ℓ程度)行って下さい。
他の育苗形式については、各様式の手順に従って一連の作業を行って下さい。
使用上の注意
健苗育成および苗立枯病防除にタチガレン剤、またはタチガレエースM剤を使用し、かびの防除は防除基準に従って適正に行って下さい。
置床から養分を吸収しますので、置床のpHの矯正、施肥、タチガレエースM剤などの施用が必要です。
育苗中はかん水の過不足に注意し、適正な水管理を行って下さい。(成苗ポットは乾きやすいので、かん水には十分注意して下さい)。
水分が高いので冬期凍結することがありますが、ご使用の場合は早めに、暖かいハウス等に搬入し解凍してご使用下さい。
堆積による圧縮、固結等が生じた場合は、ほぐしてからご使用して下さい。
〔その他の注意事項〕
育苗中はかん水の過不足に注意し、適正な水管理を行って下さい。
雨や直射日光を避け、高温にならない、かつ冬期に凍結しない場所に保管して下さい。
荷崩れが起こらないように、保管して下さい。
開封後は使い残りのないように、全量使い切って下さい。使い残りの培土の品質は保証できません。
一度使用した培土は、培土の化学性および物理性が変わりますので、繰り返し育苗に使用しないで下さい。
使用方法および使用上の注意に従って使用して下さい。
育苗中の病害虫防除については、慣行に従って防除して下さい。
詳しい使い方については、地区農業技術指導機関または農協にご相談下さい。
ご購入については、お近くのJAや農薬販売店などにお問い合わせください。